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2023年(令和5年)ふりかえり [記録]

簡単に2023年(令和5年)をふりかえりっておきます。

釣行回数:35回(乗合船23回、仕立船4回、仕立大会8回)
合計尾数:2523尾(平均72尾)
束釣り:10回 「釣行すべて1本竿、最高158尾」

 年明け1月は主に中ノ瀬で好調~順調でした。2023年の最高数158尾は3日の初釣りの釣果でした。その後は中ノ瀬や木更津周辺でなかなか厳しめで数はあまり伸びませんでした。早いうちからミズクラゲとアカクラゲが大量発生したのもマイナス要因でした。東側浅場に期待をかけるものの、特に盤洲周辺の乗っ込みに期待していたのが、6月、7月を過ぎても全くはずれという近年でも珍しく釣れないままに終わりました。少し遅めに7月中旬~8月にかけて9月初旬まで、木更津南部というか、君津、富津方面の浅場が束釣りもありながら比較的釣れた年でした。その後は東側、中ノ瀬で派手ではなく安定感もなくですが適度には釣れているというような状況でした。ムラは激しかったですね。

 個人的には、数釣りとして乗合船で束釣り10回なら十分楽しめました。型狙いでは特筆ものの29.7cm28 cm、他に25、26 cmサイズもポロポロ釣れました。

 明るい状況としては小船で毎年釣っている下浦の浅場が2回中2回の束釣りということで復活傾向なのか、2024年に繋がってほしいなということです。

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2020年 シロギス釣り総決算 [記録]

 新型コロナウイルス感染症により新しい様々な対応が求められた2020年でした。緊急事態宣言がだされた前後の3か月間は釣りを自粛しました。各船宿で乗船人数制限や検温、消毒等の対策が進み少なくとも知る範囲では乗合船での感染はなし、それでも自身で消毒用アルコールを携行し感染防止対策等(屋外でもマスク無しの会話はしないとか)をしての釣行再開でした。

 1月はプレ落ち絶好調(ここは2本竿)で始まり、2月下旬から3月も落ちの激渋はほぼなく順調な感じで釣れていました。自粛明けの6月中旬からは反動で?けっこうシロギス釣りに集中したかなぁ。(笑)夏の浅場は個人的には絶好調で秋~初冬も水温低下が遅れ気味で好調でしたが、フォールターンオーバー中とその後に釣りにありがちではあるけど昨日の今日とか前週の今週とか魚はどこ?食うのはどこ?の探索モードお巡り合わせもありでした。でも総じて1本竿でシロギスと向き合ってSGJありありで楽しめました。
 
 結論としては前年に続き東京湾のシロギスの魚影としては十分だったと思います。やはり東側で魚影が濃く西側は薄めという傾向が続いています。ただし、西側でも一般的ではないかもしれませんが大型狙いの探索モードとか攻め方次第では楽しめるぐらいの状況がないわけではないです。水温低下が今年末も遅れ気味で年明けのプレ落ちに期待といったところでしょう。

 ちなみに、昨日は年末恒例、金沢八景・荒川屋から仕立てで仲間内の年末大会でした。前線通過による午前の雨、風を避けて集合し出船を遅らせての実質12:00~16:00の釣りでした。凪でしたよ。ただ、今日は何時もの総重量ではなく5尾重量なので近場をじっくりと探索して型をめざして粘りましたので皆さん悶絶モード(西側は魚影薄いので)でした。釣果14尾、5尾重量368gで4位でした。24.2cmと23cmは入ったけど。優勝は448g25cm含む大型3尾まとめたN田さんでした。私の左隣でしたからチャンスはあったかもだけどつかめず。船中16尾2人、14尾2人、ツ抜け上等ぐらいの悶絶モードでした。


釣行回数:34回(日中船29回、半日船1回、プレジャー1回、5尾重量大会3回)
総尾数:4599尾
束釣り:20回(うち2束アップ9回)下記参照

1月 4日 木更津沖 223尾 2本竿
1月11日 木更津沖 275尾 2本竿
1月24日 木更津沖 235尾 2本竿
2月 8日 木更津沖 257尾 2本竿
2月11日 木更津沖 227尾 2本竿 「5回連続で2束up」

3月15日 木更津沖 173尾 2本竿

7月 5日 盤洲 190尾 1本竿
7月12日 盤洲 205尾 1本竿
7月26日 盤洲 251尾 1本竿
8月 8日 盤洲 203尾 1本竿
8月14日 盤洲 208尾 1本竿「4回連続で2束up」

8月17日 中ノ瀬 147尾 2本竿
8月24日 木更津沖 155尾 1本竿
8月30日 木更津沖 143尾 1本竿
9月13日 中ノ瀬 136尾 1本竿
9月21日 木更津沖 127尾 1本竿

9月28日 木更津沖 158尾 1本竿
10月14日 木更津沖 152尾 1本竿
12月13日 木更津沖 131尾 1本竿
12月27日 木更津沖 113尾 1本竿

※ 夏~秋にかけての木更津沖は状況により探索もありながら富津沖ともいえる範囲での釣りを含んでいます。


 では、皆さまよいお年をお迎えください。来年も何卒よろしくお願いいたします。

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2019年 シロギス釣り総決算 [記録]

 2019年の東京湾シロギスの魚影としては十分だったと思います。釣れ方、釣果的に特に東側は浅場とプレ落ちはバブル再来かと思わせるぐらいの釣れっぷりで楽しませていただきました。

釣行回数:35回(日中船29回、金田湾練り船1回、大会5回)
総尾数:4133尾
束釣り:19回(うち2束アップ7回)

 初釣りの木更津沖で220尾のロケットスタートでした。その後は中ノ瀬で170尾前後が2回あって、2月下旬からはお約束の渋い時期に突入しました。

 3月中旬から5月にかけて一進一退ながらも釣果は上向き傾向でした。

 6月に入ると東方面、盤洲周辺も束釣りできるようになり、7月には自身は4連続で2束台(1本竿)を叩けました。

 8月にはいると富津方面も含めて浅め(10mちょっと)で好調、さらに9月は2束台もあり、10月、11月と木更津方面10~15mのどこかしらで絶好調が続いていました。なんとプレ落ちが始まってもおかしくにない12月中旬まで15m以内ぐらいで絶好調でした。この夏場からの釣れ続きはけっこう異例なことだと思います。水温が高めに推移して底の潮の冷え方もゆるやかだったためではないかと推測しています。

 ところが12月下旬から一段深めの20m前後への移動が始まったようで、釣果にムラがでたり急降下だったりと不安定になりました。年末近くに北風強風が2日ほどありダメ押しされたようです。しかし、考え方によってはプレ落ちの20m前後に魚がかたまる前段階であったとみることができます。一ヶ月遅れの感じでしょう。

 そして、令和2年の初釣りからは木更津方面20m前後でプレ落ち絶好調となったのでした。

 
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2018シロギス釣り総決算 [記録]

 2018年の東京湾シロギスの魚影としてはバブル期後としては2017年よりは上向いて普通以上なのだと思います。予想外に年末にきて数的にはバブル再来のようになってきました。中小サイズが多くでてきているので来年につながるかもしれません。なんだかんだ束釣りできるところはしっかり釣った印象です。

釣行回数:35回(日中船26回、半日船2回、練船2回、大会5回)
総尾数:3092尾
束釣り:13回

 初釣りの木更津沖で221尾の飛びぬけ釣果でスタートしました。その後は2017年末の普通の釣果から下降していきました。

 6月に入ると昔の釣れ方、すなわち東方面の12~15mで釣れだし束釣りが可能になりました。そのまま7,8月はさらに浅場も束釣りができて、良い日に当たれば2束は可能でしたが170、180前後までの日の釣行でした。

 9月に下降して、10月下旬から中ノ瀬と第二海堡で少しまとまって釣れる状況がでてきました。

 11、12月はプレ落ちのスイッチが入りそうで入らない状況でややアップダウンしながらも、1本竿で束釣りできる状況が多かったです。12月中旬以降は中ノ瀬で魚が固まって2束以上の釣果が可能になりました。「12月23日:237尾、27日:262尾」この2束以上は2017年末ではありえなかった状況です。

 そして、12月30日の平成最後の年末常連大会でも束釣り竿頭で優勝ということで、2018年は初めと終わりをしっかりと決めて言うことなしといったところでしょう。

 
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「横浜白鱚の会」10周年記念大会 [記録]

 さかのぼること平成21年、金沢八景・荒川屋に通うシロギス釣りが大好きな仲間内・常連達で親睦目的&各地で大型シロギスをターゲットにし仕立てをやろう、やるなら大会形式ということで盛り上がり第1回目の大会が開催されました。大会名称(&団体名)は何度かの変遷を経て「横浜白鱚の会」ということに落ち着き、今年、平成30年まで毎年6月のトップシーズン主体に10回の大会を開催してきました。その間、金沢八景・荒川屋の常連だけではなく他の船宿の常連さん等も各地の大会や船宿で釣り友の輪が広がり、荒川屋も若手が参入して大会参加メンバーが拡大してきました。
 
まずは過去10回の記録を掲載しておきます。内容はブログ内に記事にしてありますのでご参照ください。

回   年     船宿       優勝者  5尾重量  船中の大型(27.0 cm以上のみ)

第1回 平成21年 金沢八景・荒川屋 星野靖枝 5尾重量不明

第2回 平成22年 本牧漁港・長崎屋 幡野弘敏 5尾重量不明  27.0 cm

第3回 平成23年 長井・昇丸 戸嶋浩明 540 g

第4回 平成24年 新安浦・こうゆう丸 知花紀行 654 g  29.0 cm, 28.0 cm

第5回 平成25年 鶴見・新明丸 萩原敏久 685 g  29.8 cm, 28.5 cm, 27.0 cm

第6回 平成26年 鶴見・新明丸 高橋雄大 636 g  28.7 cm, 28.0 cm

第7回 平成27年 鶴見・新明丸 戸嶋浩明 530 g
 
第8回 平成28年 鶴見・新明丸 渡辺拓也 590 g  27.0 cm

第9回 平成29年 鶴見・新明丸 味埜敏郎 687 g

第10回 平成30年 鶴見・新明丸 坂本浩一 598 g

 特別な大型が出ない年もありましたが、それはその年の1日ということで仕方ないです。しかしながら、特筆すべき大型をゲットしてきているといえると思います。優の優勝5尾重量も申し分ないですし、全体の5尾選抜では800gアップが数回ありました。サイズでは尺にせまること数ミリです。だけどその数ミリが壁、高い壁というのが現実なのでした。


 そして、今年で無事10周年ということで記念大会を平成30年7月15日(日)に金沢漁港・三春丸にて開催しました。これがまた変則ペアマッチということでした。1隻16人の2隻で32人の参加でした。2隻それぞれ16人のメンバーをあらかじめ決定し、各船ごとに釣座を抽選、さらに別の船の誰とペアを組むか抽選で決定しました。普通のペア大会ではペアを決めて参加、同船の隣合う釣座を抽選で決めるでしょ。(笑)その記念大会でとうとう尺ギスが釣れたのです。尺ギスさんが空気を読んだか忖度してくれたのでしょう。でったぁ~って感じ。(爆)その魚が前記事の写真ということです。個人700gアップも素晴らしい。
 
ペア優勝 山田昇・高木賀寿美 1312 g (704+608)
個人優勝 山田昇 704 g
特大サイズ  30.0 cm, 29.0 cm, 27.0 cm

なお、下記よりご協賛をいただきました。この場をかりて御礼申し上げます。
マルキユー株式会社
東レ インターナショナル株式会社
横浜竿の「汐よし」http://www7b.biglobe.ne.jp/~shioyoshi/

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尺ギス30cm(220g)&特大ギス29cm(168g)出現 [記録]

平成30年7月15日(日)に内輪の大会での超ビッグニュースです。

 猿島沖にて、尺ギス30cm(220g)&特大ギス29cm(168g)が出現しました。私ではなく釣友2人(30cmは山田さん、29cmは星野さん)が釣りました。これだけの魚が釣れること、それを間近で(尺ギスの隣だったし)拝める東京湾のポテンシャルってすごいね。それをこのブログを通してお伝えすることができてハッピーです。しかも、尺ギスは26cmのジャンボサイズとのダブルで釣れたのでした。これまたビックリ!

写真をご覧あれ。

写真は帰港後に氷でしまって縮んで29.3cmでしたけど、船上で釣りたてピチピチを私が測って30cmジャストでした。まだ抱卵中のポッチャリ魚体でした。
2018071514340001.jpg

こちらの29cmは産卵後のようでスリムでした。
2018071514580000.jpg

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2016シロギス釣り総決算 [記録]

釣行回数:47回(日中船:42回、半日船5回)
総尾数:4758尾
束釣り:24回

ざっくりと1釣行あたり1束は釣っています。ただし、稼ぎ時が明確でしたね。

1月は中ノ瀬と木更津でプレ落ち系の食いで2束台が3連発(257尾、203尾、230尾)、それ以外の2束はトップシーズンの盤洲で1回(230尾)だけでした。トップシーズンの盤洲~木更津は150尾が相場で束釣りでした。

西側の状況があまり良くなかったので、八景から7月下旬~8月中旬に海堡周りの浅場4、5mを何度かやって、潮が速くて攻略しがいのある釣りを楽しみながらの束釣り、これは久々に面白かったのでした。

型狙いは8月19日に28.2cmの特大を1本仕留めました。

秋の端境期は木更津沖が一番安定して釣れていました。そのまま現在もプレ落ちは好調です。
中ノ瀬はプレ落ちの安定感はいまいちです。場所と日によってムラがありながら年明けでした。


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東京湾シロギス「平成バブルの証明(その5)」最高時速の記録 時速1束アップ [記録]

 (その5)おまけです。超バブル期を満喫させていただいて打ち立てた大記録(釣果数)とは別の視点として、最高時速の記録から見たバブル度も半端なかったです。

 ブログ内でよく時速何尾と表現していますが、釣れ方のアップダウンはあっても釣り続けて1時間経過して釣れた数ということです。釣りでは短時間バタバタと釣れてその後釣れないということは日常茶飯事です。だから15分間で20尾釣れたとしてもこの時間内は時速80尾ですが、同じペースが続かなければ1時間で80尾釣れるわけではないですね。数釣りでは今の状況で1時間単位で何尾釣れていれば妥当なのか、そんなところを意識してやっています。

 水深が浅いほど時速は上がるので盤洲での最高時速は、超バブル期ならではというぶっ飛びぬけた記録を叩きだすことがでました。

 平成25年7月19日 盤洲(2本竿) 
時速110尾
 「釣果540尾」
 朝一の開始1時間での記録でした。

 平成26年8月14日 盤洲(1本竿) 
時速102尾
 「釣果387尾」 
 後半初めの1時間での記録でした。30分単位で61尾+41尾。

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東京湾シロギス「平成バブルの証明(その4)」小柴沖の落ちギスバブル [記録]

 最後は小柴沖の落ちギスバブルです。

 小柴沖は昔から落ちギスの定番場所でした。かなり昔は観音崎や大貫~竹岡の航路筋などもやりましたが、平成になってからは小柴沖~横須賀、猿島周辺しかやっていないです。その範囲でも大本命が小柴沖です。昔の常識的な落ちギスの水深(30~50m、40m中心)より、近年は10m平均浅くなっていて30m前後がメインとなる年が多いです。浅くなったのは温暖化で水温がやや高くなっていることが考えられますが、それに加えて絶対的に魚影が濃くなったために、もっと深いほうへ落ちていかない魚群だけで十分以上に釣りが成り立つということかなと思っています。実際にもっと深いほうにもシロギスは落ちていることは確認できていますが、近年は30m前後が一番釣れます。

 時期としては早い年で11月からボチボチと始まり、12月中旬~1月にピークがあることが多いです。水温低下の状況次第ですが中ノ瀬と同様にピーク時は越冬に備えて良い食いもありますが、だんだんと通常の落ちギスモード、さらに激渋モードに移行していきます。良い年は2月初旬に完全にかたまってプチ爆発なんてことがあります。落ちギスで1束アップが普通に見込めるというのはそれだけでバブルでしょう。昔では考えられなかった釣果です。中ノ瀬の20m平均と小柴の30m平均では釣りはやっぱり違います。1.5倍の水深でラインが必ずしも真直ぐではないのでラインにかかる抵抗を考えれば、アタリは取り難くなるし、合わせもきき難くなっています。当然、着底と巻き上げの時間もかかりますから同じ数が釣れるとすると、密度的には深いほうが濃いのだろうと思います。

 それが、良い日なら確信的に2束アップが見込める超バブルになってきたのが23年の冬でした。それまでにも、14年に180尾とかちょっと状況が良いほうへ向けば2束が見えるような日がありましたし、船長的に今日なら確実にでたよという限定日はありました。ただ、16年からの中ノ瀬プレ落ちバブルもあったので、釣れるなら浅いほうが釣り易いので小柴沖を毎年ビッチリとやっているわけではないため、小柴沖のバブル期を特定するのは難しいです。

 偶然なのかもしれないですが、小柴沖の超バブル期は盤洲の超バブル期と重なっています。東からだんだん西へ移動して落ちてくるのかは証明できませんが東京湾全体の魚影が反映されているのは間違いないでしょう。落ちてくる場所として小柴沖は居心地がよいのでしょう。超バブルになってからは魚影の濃さを肌で感じられ、落ちでかたまった魚は大移動しませんから、それを釣果として表現できちゃったということです。30mダチの落ちギス記録も年々更新されてとうとう3束アップに到達したのでした。この日は胴突きマジック炸裂の会心の釣果でした。

平成24年 2月12日 小柴沖 227尾
平成24年12月24日 小柴沖 235尾
平成25年12月23日 小柴沖 250尾
平成25年 2月 3日 小柴沖 262尾
平成27年 1月18日 小柴沖 302尾

 27年の冬は12月初めに132尾釣れたのですが、その後なんだかつれないということは本隊の集結度がいまひとつだったということでしょう。安定した釣果は見込めないので本格的に攻めなかったです。その代わりに中ノ瀬プレ落ちバブルは続いていました。

 平成バブルの話はこれで一応一区切りです。平成バブルが今年で終わったかのか?それはまだ今後、特にプレ落ちになってみないとわかりません。釣れることを祈りましょう。

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東京湾シロギス「平成バブルの証明(その3)」中ノ瀬のプレ落ちバブル [記録]

 さて、東西の浅場バブルの次は中ノ瀬のプレ落ちバブルをふり返りましょう。

 中ノ瀬の釣れ方はバブル期に特徴的に変化しました。もともと中ノ瀬は春先の落ちギス明けから夏場8月(高水温の浅場からは深めに落ちてくる)にかけてが釣り期というのが一般的でした。水深的には14~25m、平均的に20m前後です。水温が上がれば浅いほうで乗っ込み体制の魚が釣れますし、夏場に煮え切って表面水温が27,8℃になっても20mの海底はなんと20℃前後でシロギスには適温なので釣れます。

 その1で少し触れましたがバブルで全体的な魚影が濃くなったことが、11月以降の落ちギス期にそれまでにはなかった釣れ方をしだしたのだと思っています。これまでと違って一般的な落ちギスにしては水深が浅すぎるし、本格的な真冬の低水温になるまでですが食いが良すぎて釣れすぎるので、その現象を「プレ落ち」と名付けたのです。一般論としては浅場トップシーズンが活性が高く水深も浅いから易しいシロギス釣りとの理解でしょうが、ある程度は投げる要素が釣果に影響するという点では技術を要することになります。それに対して中ノ瀬の水深なら船下で濃い魚影を直撃してそこそこ活性の良い魚が釣れるので、ビギナーさん達でも投げずとも釣れる第二のトップシーズン的な位置づけといってもいいぐらいの釣れ方になりました。

 時期としては早い年で11月から始まり1月までかな、12月中旬~1月初旬にピークがあることが多いです。年明けは水温低下の状況次第で渋めの落ちギス、さらに激渋の落ちギスに移行していきます。この移行していきますというのが中ノ瀬のままというのがバブルで魚影が濃くなったという証しでもありましょう。昔の常識的な落ちギスの水深(30~50m、40m中心)より浅い中ノ瀬に留まって、それ以上深いほうへは落ちていかない魚がかなりいるということです。28年の冬は例年よりやや最低水温が高めだったので、そして本命場所の小柴沖が不調だったので、中ノ瀬で激渋期もほぼないまま1束アップが見込める状況のまま春を迎えたのです。

 平成16年の1月に落ちギス本命場所だった小柴沖が不調で場所探ししたところ、中ノ瀬で束釣りできる魚影があることがわかりました。その後は低水温で激渋になっていきました。その経験で落ちで中ノ瀬もありということになり、同年の冬12月にはプレ落ちで2~2.5束が見込める状況が出現したのです。年にもよりますが、「プレ落ちバブル」で状況が良い年は2~2.5束が見込める。そんな年の良い日に当たれば3束に届く状況の日もありました。私はもう一息ぐらいの状況までには遭遇していましたが、3束超えたのは26年でした。そして、さらに釣果は飛びぬけて27年1月にはとうとう4束アップの状況に遭遇できたのでした。もちろん、年によっては1束アップ~1.5束ぐらいの年もあるのですが、落ちギスですからこの数でも一般論で言えばバブルです。落ちギスは小柴沖周辺との兼ね合いで、両方が悪い年はこの長期バブル期にはなかったのです。

 2束アップ105回のうち36回(34%)を16年以降のプレ落ちの時期に記録しました。中ノ瀬だけだはなくその周辺で時期と水深が同じような場所で釣れたものも数回含んでいます。例えば、木更津航路の沖側周辺や第二海堡の北側周辺です。3束アップが3回、4束アップが1回ありました。バブル度を増しながらだんだん第二のトップシーズンが定着して、「中ノ瀬プレ落ち」に行けば安泰、釣り放題みたいな感覚に麻痺していくのです。3束アップだけを並べましたが、2.5束以上でみると24年以降の回数が明らかに目立っています。昨年1月にバブルMAXに向かったようですね。今年の1月は2束アップが何度かあるのでまだ相当にバブルでしたよ。すべて2本竿での釣果です。

平成25年12月 8日 木更津 320尾
平成26年 1月11日 中ノ瀬 307尾
平成26年12月 6日 中ノ瀬 383尾
平成27年 1月 4日 中ノ瀬 423尾

 20m前後の水深で423尾(現場6時間、時速70尾)は他に比べるとしたら全盛期の飯岡沖しかないです。飯岡沖で3束アップは釣ったことがありますが、東京湾のしかもごく最近数年にこの数はびっくりしますね。東京湾バブル恐るべし。423尾は中ノ瀬レコード、八景・荒川屋レコードとなりました。

 盤洲で4束アップする魚影(密度のほうが適当かも)よりも中ノ瀬で4束アップするほうがすごいんじゃないかと思います。水深を考えると、着底と回収にかかる時間が長いのでその積み重ねの時間を除いたら、魚を食わせるまでに無駄な時間があまりないまま釣れ続くことになりますから。

 プレ落ちではないのでおまけですが、昔から夏場でも浅場の状況次第では中ノ瀬も攻めます。浅場が良い年はお盆前後から浅場が下火になってきて中ノ瀬に場所を変えるというのは一般的でした。通常は1束アップ~1.5束というところでしたが、バブルになってからは2束アップとなり、25、26年は状況が合えば3束アップの気配もあったのです。

平成18年8月13日 中ノ瀬 205尾
平成25年7月28日 中ノ瀬 258尾
平成26年7月 6日 中ノ瀬 213尾

 
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