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2020 1213/葛西橋・荒川屋釣船店/シロギス131尾(1本竿) [シロギス釣行記]

2020年12月13日(日):葛西橋・荒川屋釣船店
大潮:干潮9:41→満潮15:16、潮色:澄み、水温15.5℃
天候:晴れ、風:北東4~2m
釣座:右ミヨシ2番、乗船者:13人
釣果:シロギス14~24cm、131尾(1本竿)

 良い凪でした。前回、木更津沖の別の場所で束割れでしたがあの日はあの場所であのぐらいが限界でした。時々書いていますが釣果は魚影の表現形というやつです。今日やった場所(大まかに2か所)は大流し気味にじっくり流していきながら断続的にパラパラを繰り返す釣れ方で、経験的にこれなら束は見込めるなという魚影を感じました。中盤からの2か所目は1か所目よりさらに魚影アップで束をちょっと超える程度ではないこともわかりました。その結果が1本竿で131尾でした。基本的には食いが特別によいわけではないし、アタリがずっと続くわけでもない、連発があっても派手に大連発まで続くわけでもないですが、流した範囲の魚影でここまでにはなるということです。
 
 2倍返しまでは無理でしたけど、2場所目に朝から入れば潮時こみで2倍返しの可能性があったと思いますよ。もちろん1本竿で。

 木更津沖のやや浅めの水深で開始しました。仕掛けは天秤に振分けのショートハリス(20/50cm)で始めました。下潮でトモ流し(やや左ズレ)で潮的には良い流れでした。場所を広く探る意味もあってやや速めに流しているかもしれません。潮ケツなので潮先筋をかわしながら横遠投から探ってきて船下の見切りは早目にして入れ替えの釣りです。誘いはラインテンションをかけて短距離をジワッとストップ&ゴー的にやったり、ストップでシェイクを入れたりしながら、ハリスが張っている状態キープからとにかく聞き始めはゆっくりと竿先への目感度&手感度に全集中で繊細なアタリ感知でやる。大流しでポツポツ、たまに数連発が入りながら時速20尾前後で約2時間経過しました。可もなく不可もなくではありますがやや物足りないかな?潮止まりをはさむことを考えればもう少し魚影がほしいところです。30尾釣った時点で潮っ気も緩いので胴突き2本針にしてみたところ、ペースは変わらないけど釣りが易しい、つまり居食い度が高いので天秤でのラインコントロールと聞き方を含めた竿の操作よりラフであっても釣っていける。

 明らかにアタリがなくなったところで探索的に大きく北上したところ周囲に数隻のシロギス船がいました。結果的にこの一帯が11月末から釣れていた場所という答え合わせができましたが、当たり前ですがさらに上手に回って同じ筋にはかぶらないように一番千葉県側に離れた場所から流しました。水深はこの一帯でほぼ変わらないようないわゆる平場的な場所でした。潮止まりにもかかわらず(風でまったりとも流し程度)、1投目からアタリ、投入のたびにアタリや触りで朝一の場所より魚影が濃いのは明らかでした。活性は高くないにしろ「口を使う魚が多い=魚影が濃い=釣果は表現形」ということでじっくり流しながら断続的にパラパラと数連発を繰り返して魚がたまっていきました。

 胴突き仕掛け継続で基本的に止める時はゼロテンションでどちらかというとプラスにかかり気味で1本竿なのでアタリ感度重視、すべての変化を感知するような意識でやります。2本針ですが単発の速攻重視で、基本的に下針にアタリますが掛けられなかったときは上張りを下げていくようにマイナステンションに送ってみたりはします。ダブルは1回だけ。連発度が高めなところではエサの頭は切らずに3,4cm程度で手返し重視の攻めでリアクションバイトも多少ありました。少しアタリが途切れ気味なところは頭を切ったエサで時にはしっぽ側で吸い込み重視の繊細な釣りで対応しました。今日は1本竿ですが状況的に2本竿が活かせる場面があることは十分に感じました。

 潮止まりから上げ始めのまったり潮でも順調に釣って行けて12:10には1束に到達しました。残り1時間20分、確認の意味で再び天秤仕掛けにもどしました。参考までに普通は釣れているなら仕掛けをかえないほうが良いですよ。特に今後は胴突きが有利になってくる時期でもあります。今日は基本的に遠投からの釣り主体でしたが、終盤は上潮がきいてきて右ズレ要素が強いトモ流しになりました。抱え込みの対応をしっかりできればいいところは連発度があがり、船下まできてもキープしていると潮先効果で微妙なアタリを含めてアタリが多めになってきてややペースアップできました。ただ、やはり天秤での釣りは朝と同じで集中して繊細にやる必要がありました。13:30終了で131尾と釣果はまとまりました。2番手(左トモ)は92尾でした。やはり胴突きがよかったそうです。

 さてさて、この後に状況が一変しました。16日(木)あたりから週末にかけて水温低下との現場情報で釣果が急落してしまいました。この時期はむしろプレ落ちにむけて釣果が安定してくるはずなのですが、釣れていた水深が浅めとはいえこれほどの急落はまったく想定外でした。水温の低下が遅れ気味だった反動が一気にでたかもしれません。木更津沖から中ノ瀬のあちこちを各船で広く探索している現状のようです。水温に慣れて口を使いだすか、本来の妥当な水深に固まって食いだすのが理想ですが、どこかいい場所が絞れるとかとにかく魚はいたので釣果は回復すると思っています。日曜日に上向きな船もあったし、水曜日は束前後の船もでてきて上向きな場所があったようです。

   
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