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マゴチ今期2回目 [マゴチ釣行記]

10月6日(日):八幡橋・鴨下丸(濱生丸、望月船長)
大潮:満潮5:36→干潮11:38→満潮17:21、潮色:澄み
天候:曇り後晴れ、風:北東~東(7~4m)
釣座:左舷前から4番目(乗船者:午前28人?、午後15人)
釣果:マゴチ31~40cm、5本(午前2本、午後3本)

 お誘いがあり5人チームで行ってきました。いやぁ暗いうちからお客さん大集合でビックリでした。午前は北東風の下潮なので右舷トモ有利で右舷側ほほとんど埋まっていました。午後の上潮期待で左舷ミヨシ寄りに並びました。午前は潮ケツ覚悟で1本竿の釣りでなんとか2本取りました。午後は空いたので2本竿でやりましたが、潮先とはいえ潮はまったりのままで、いまいちアタリを出せないモドカシモードなうえに烏賊の攻撃も多く、さらには本命マゴチもどうも小型に好かれてしまい掛けるのが難しく3本と苦戦でした。

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「ハゼ(エサ)釣りの部」

 烏賊の猛攻にあう可能性もあるのでエサは十分に持っていたほうがよいとのことで、ハゼ捕獲ミッションが発令されました。(笑)船着き場上流の一場所、適当にこの辺でやろうと決めた場所で午前の分はミッションコンプリートとなりました。1投目から良型14cmが釣れて、入った場所の中で3つのピンポイントを把握してローテーションをかけて10~15cmを20尾ほど楽しくゲットできました。午前は烏賊攻撃もおとなしかったので1本竿だしエサも余りました。でも、午後は行ってみなけりゃわからないので補給しましょう。お昼休みは船の上から狙ってポチポチと8尾だったかな?


「午前の部」

 1本竿、ハリス1.2m、針はチヌ針5号、ハリスはフロロ5号でやりました。朝のうち良い具合に下潮が流れて右トモから右舷への動きでした。流し始めてしばしすると右舷胴の間が口火を切り、右舷は全体的にアタリがでて好調モードに突入しました。左舷はトモ寄り数人がポチポチの状況でした。風と潮で予想どおりの展開なので、左舷胴の間から前方は大人数ブロックが効き過ぎです。なんとか抜けてきた魚を仕留めようと、まずはフレッシュな大きめのハゼでタナ高をめにして集中しました。

 本日最初のアタリがきました。しかしアタリは弱弱で重量感がないのでサイズは小さそうでした。少し送り込み後に聞きを入れて食い込みを促しますが、2度聞いても強さがあまり変わらないので、もう一度魚がいることを確認して合わせ幅を確保して勝負しました。乗ったかな?軽い抵抗感は伝わったけど竿が立った位置で抜けちゃいました。合わせても全くのスカッではなかったので合わせ所は良いのかな?ハゼはお腹付近に噛みつかれた痕跡ありでした。14,5cmのハゼでは全然食い込めない小マゴチだったということでしょう。その次も同じようなアタリから勝負したら、また同じような感じで抜けちゃいました。今度は回収したら烏賊ゲソが付いてきました。小マゴチと烏賊様がいるので厄介だなぁ。

 どうも今日は全体的に小型が多いようなので(船中では30cmに満たないようなのも釣れていました)、その後は10cm前後のハゼでやりました。中盤、潮もやや緩くなってきたところで悩ましいアタリがでました。送って聞いてテンションを掛けつつ、基本的に重量感のないアタリの中でチョイ強めになったところで勝負、掛かった?ハイ掛かりました。しかし、底を剥がす抵抗感も弱弱で竿が立ったところで魚が完全に引っ張り上げられて一瞬抜けてしまったかのような感覚でした。巻いたら引くので掛かってたのねみたいな35cmでボウズ解除となりました。その後も頑張って37cmを1本追加して午前は終了となりました。トップはお立ち台右側で10本釣ったハルちゃんでした。


「午後の部」

 午後は釣座間隔に余裕ができたので2本竿でやりました。午前の竿を手持ちで、もう1本は置竿主体(ハリス1.5mでタナの取直し長めのインターバル)でやりました。開始まもなく手持ち竿にアタリがでて合わせましたが、午前の最初のアワセと同じように頭上でスッポ抜けの再現になってしまいました。デカイのがバックリ食ってくれていいのになぁ。(笑)期待するほどの上潮の流れではないですが左舷有利な動きになっています。その証拠に右隣のH野奥様は快調にポンポンと釣っていきます。最終的に6本で次頭、お見事でした。

 私はイマイチモードですが、しばしして手持ち竿でこれまた37cmの小型をゲットしてボウズ解除となりました。これは最初に弱くモタレが出ただけで、その後の対応でも小型と確信していました。午後は潮がいまいちな分だけ流し替えも多めになり、流し替え直後に集中です。ある流しで右の置竿にアタリがでて、無事ゲットしたのが本日4本目にしてやっと40cmに届いたということで、今日の私は型的にはかなりさびしいねぇ。魚を取り込んだタイミングで、左に置いていた手持ち竿にもアタリがでました。潮先側から時間差ダブルアタックですか?(笑)これは今日掛けた魚に比べてさらに弱弱弱な感触で烏賊か?慎重に対処して掛かったような?小さいと言いつつ水面まで出たところでタモいれしようとした瞬間にバレました。フッキングしていなかったのですね。見た目で30cmないでしょう。27、8cmかな?ジャンボギスサイズをオートリリースってことで。(笑)

 午後は中盤以降だんだんと烏賊攻撃もさらに活発になってしまい、烏賊ダブルアタックなどもありさらに厄介になり魚を釣る波に乗れませんでした。午後の3本目は置竿にアタリがでて上手く掛けたのですが31cmなので放流しました。1日を振り返ると、これまで釣った経験的なアタリの強度からして今日はそこそこ良型サイズと思われる魚のアタリがゼロでした。なぜ?わかりません。小型の弱弱アタリは烏賊のような感触でもあり、アタリの判別も難しいですね。掛からなかったのを回収してみてハゼの頭部付近をかじられていたら烏賊、ハゼは原型で弱って?瀕死?ほぼ無傷っぽいこともあるけど、胴体に噛み痕(皮が一部めくれてたり)があれば小型マゴチってことですね。

 最後に大型実績の高い場所を短時間流しました。そこで、H野旦那様とI井さんが60cmのモンスターサイズを見事ゲットして、船長の思惑的中な本日のシメとなりました。デカサイズを釣りたかったなぁ。(笑)





今年もマゴチ釣り [マゴチ釣行記]

9月8日(日):八幡橋・鴨下丸(濱生丸、望月船長)
中潮:満潮6:21→干潮12:33→満潮18:25、潮色:澄み
天候:曇り一時雨、風:南西(4~9m)
釣座:午前は左舷ミヨシ2番(乗船者:13人)、午後は左舷ミヨシから(乗船者:11人)
釣果:マゴチ35~52cm、8本(午前6本、午後2本)

 今期も絶好調のマゴチに行ってきました。午前は下潮の潮先での釣り、モーニングサービスありの好調な釣りでしたが、中盤からタイミングがあわず終盤ちょと復活して6本でした。あと2、3本は釣っておかないと合格点じゃないでしょう。午後は上潮の潮ケツに耐える釣りで厳しかったけど収穫はあったかな。あと1,2本はほしかったけどね。スポット参戦で8本釣れて、キス竿だからこその底から剥がす抵抗感、重量感そして手元まで思いっきり叩かれるようなガクガクとした断続的なマゴチの引きを楽しめました。

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「午前の部」

 左舷は6人でミヨシからハルちゃん、私、ビギナーさん、みのろう君、トモ2番さん、H田さんという並びでした。右舷は7人でミヨシから4人がお誘いいただいたチームA屋のメンバーでした。船長が「場所的には2本のほうが間もとれるしいいかも」ということで、空いてるし2本竿でやってみました。1本は昨年も使って良かった伝家の宝刀(宝竿?)「あさなぎ改良バージョン1.75 m」、こちらはハリス1.2mで手持ちです。もう1本はS根さんから借り物の「あさなぎ原型バージョン2.1 m」、こちらはハリス1.5mで置竿主体にやりました。なんのことはない両方ともキス竿ですね。(笑)針はチヌ針各種5,6号、ハリスは柔らか目のフロロ5号でした。

 大貫沖で1流目から、船中全員の投入が済んだか否か?のタイミング(着底で秒殺的にアタリがきたのではないでしょうか?)で、トモ2番さんにいきなりヒットで始まったのでした。船中バンバンとアタリがでて絶好調なモーニングサービスに突入しました。南~南西の風、下潮の流れ良好でツッコミの動き、水深ラインと潮の関係で左舷にズレているようで左舷側中心でしたが。

私も1投目の手持ちの竿を数回タナ取りしたところで、モタレがでて、少し送るとアタリが増幅、そのままテンションをかけて強い引き込みで合わせました。あっさりとヒットして45cm級をゲットしました。続いて置竿のほうにアタリがでて、竿を手にした瞬間に一気に持ち込まれました。「あさなぎ原型バージョン2.1 m」が手元まで曲がるような突っ込みで大物かな?慎重に巻いて水面に見えたのはなんとスレ掛りで頭が向こうを向いていました。無事タモに入ったのは52cmのまあまあサイズ、それも尾鰭の根本に刺さっていましたから引くわけだよね。これも針先を入念にチェックした厳選の針を結んだおかげということにしておきます。(笑)大流しで流し続けて左舷側は好調にアタリが続き、取れないアタリやフグ攻撃とイカ攻撃も多少ありながら、3、4本目を順調にゲットしました。朝の1流しでトップは6本ぐらいいってました。

時間経過とともに潮は緩くなってきて、朝一が良すぎただけですがややアタリが出にくくなってきました。このへんからどうもタイミングが合わなくなって、アタリがでてもすぐ放されたり、ここだという頃合いで合わせてもスカだったり、やっと掛かったのは35cmのニベだったり、私はコチが釣れない中盤になってしましました。こういう時間帯でも通って経験値を積んでいる常連さん達はバラシもありながらも追加していました。トップ争いは、ハルちゃん、みのろう君、H田さんの3人でツ抜けも見える展開になっていました。3人ともハゼえさの仕込みもバッチリですしね。

船長から好調なのでやや早めにあがる宣言がでた終盤、やや風も強まりボチャボチャしてきました。なのでタナ取りは基本的に低めで待つ、合わせは待ち過ぎずに勝負にいく意識でやっていると、それが上手くいったのかどうかは定かではないですが5本目をゲットできました。さらにしばしして、アタリがでにくくなった流し替え直前で6本目ゲットできました。最後は帰りがけの場所を短時間流しましたが、ここは船中不発でした。

トップはハルちゃんとH田さんが11本、みのろう君が10本、みなさん流石だねぇ。私とトモ2番さんが6本、ビギナーさん4本ということで、左舷6人で48本も釣れました。右舷はミヨシのH野さんが6本でしたが、トモ寄りは潮ケツで厳しいようでした。まあ、午後は上潮に変わって釣れ方が逆転するでしょう。風向きも変わらないようですから。


「午後の部」

午後は左舷ミヨシ、予報どおりの風で潮ケツでした。そしてこんどは右にズレていくようなトモ流しで右舷優勢でした。

午後の1投目、置竿のほうにモソモソと生体反応がでて、少し送り込んでみても引かないので、ゆっくり聞いたところで引き込みに変わり、やや強く引き込んだけど(小さそうなので)放されないように早めにアワセたところ、これが決まって船中第1号をゲットしました。35cmと小型でしたが。午後はこれがゴングにはなりませんでした。

真の上潮が通していないようで、やや2枚潮気味でもあり食いは渋い状態、アタリもほとんど出せずで場所を転々と変えてみてもポチッどこかで釣れるだけで中盤にさしかかってしまいました。

ようやく上潮が通してきたところでお約束のトモ側で好調モードに突入しました。右トモに移ったハルちゃんは独走態勢に突入したようです。大流しで濃い場所にさしかると前寄りにもアタリがでますが、右舷では連発もありますが、左舷前方は潮ケツ最後尾なのでアタリも少ないし、少ないアタリもなかなか掛けられないといった状況でした。左舷トモから順番にアタリがでたところで、ようやく2本目(50cm)を追加したのは3時をすぎていました。いろいろ手を打ってようやく釣れる1本、これも釣りでしょう。この2本目はエサのアピール度(大きなエサ:15cmほどのウロハゼ)で勝負していたときに釣れました。

ラスト30分を切ったころ、大きなエサはもうないので?いやあるといえばある。それは上乗りさんが大きすぎでしょうからとくれた20cmに迫る巨大ウロハゼなのでした。ここは置竿にぶら下げて勝負してみましょう。(笑)手持ちのほうはサイマキに変えてみました。左隣の人がサイマキに変えたらアタリがでたので、潮ケツでは目先を変えてやるのも手かと思いマネしてみました。サイマキをつけての1投目、なんとアタリがでました。でも小さそうなので早めに勝負しましたがスカってしまいました。その後はアタリがきませんでした。

そうこうしているうちに、置竿にアタリがでました。アタリの出方は教科書的で引きに合わせてやや送り込んでいくと、合わせ所の強い引きになったので合わせました。魚の重みが乗って底から剥がれる感触はあって掛かったと思った瞬間に、ズポッと抜けたような感触で巨大ウロハゼが釣れたのでした。だからそれはエサでしょ。(爆)そのマゴチがロックオンしたエサが相対的にデカすぎたってことで針が口の中に、というかエサ全体が口の中に入っていなかったのでしょう。でも、潮ケツのデカエサ実験をしてみてアピール度はあるということでいいのかな?

というわけで午後は2本でした。ハルちゃんは12本でした。すごいね。

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濱生丸でマゴチ釣り、再び [マゴチ釣行記]

10月7日(日):八幡橋・鴨下丸(濱生丸、望月船長)
小潮:満潮9:17→干潮14:11 潮色:澄
天候:午前は雨、午後は曇りのち晴れ間も、風:北北東(11~8m)
釣座:午前は右舷胴の間(右舷7人の黄金センター)、午後も右舷胴の間(右舷6人でミヨシ側が1人減)
釣果:マゴチ32~55cm、4本(午前3本、午後1本)

 9月半ばのマゴチ釣り以後、釣りをしていないのでちょっとご無沙汰で行ってきました。再びマゴチ釣りへ釣友4人と行ってきました。今日は小潮回りで午前午後とも釣り時間内に潮止まりが挟まり潮時も悪いですが、出たとこ勝負ですね。ありゃーおまけに予報より天気も悪く午前中は雨で北東風が強いです。釣り場は大貫周辺なので多少は風陰ですが。

 前日に釣友がハゼ釣りをしてエサの確保をしてくれたのですが、イカの猛攻などがあるとやや不足かもしれないので出船前にエサ確保ミッションにいきました。1カ所目は不発でアタリもありませんでした。2所目は足元へ落していきなり18cmのウロハゼが釣れましたが後続なし。3カ所目、ここではマハゼとウロハゼ混じりで13cm前後が4連発、しかしアカエイが泳いで来たらアタリが止まってしましました。しばししてまた、この場所で小さく探るとまた釣れて計12尾確保できました。

「午前の部」

 今日も伝家の宝刀キス竿「あさ凪改良版」1本竿集中スタイルでやります。針はチヌ針5号にハリスは1.2mです。釣座は右舷トモから4人ならんで私は胴の間(左右に3人ずつなので黄金センター)です。
大貫沖、風陰だけど風はそれなりに強めです。上潮残り?んー潮はないね。しばしして左隣のIさん(前回の午後もお隣)が船中1本目をゲットしました。しかし続いてのアタリは船中でもなかなかでないようです。たまーにイカのアタリがでますがとにかく生体反応が少ないですね。それでも集中してタナを取り直していると、本日最初のアタリがきてアワセもしっかり決まって42,3cmサイズをまずは1本取りました。序盤に取れてホット一息でした。

 それからは潮止まり、そして下潮待ち、船長は上手側浅場まで広い範囲を探りますが苦戦を強いられました。

 しかし、ようやく下潮もトローリと効いてきた終盤にコチの寄り場を発見してくれました。右トモ流しで水深が浅くなっていく緩いかけ上がりにさしかかる狭い場所に魚がいるようです。船長の「浅くなっていく。」の言葉と同時にトモ側からアタリがでてダブルヒットなどもありオデコ解除が始まりました。この場所での最初の流しで船中10本ぐらい釣れたようです。この周りを攻めかえして、私も2本目(40cm)、次のアタリはフッキング失敗、そして3本目(44cm)とようやく盛り上がってきたところでタイムアップとなりました。今日はお昼休みがゴールデンタイムになっちゃうのかな?まあ仕方なしですね。竿頭は4本でお隣のIさんでした。


「午後の部」

 沖にいる船の情報でまだ潮はあるとのことで急いで大貫沖に向けました。雨はあがり風も少しおさまり傾向でした。現着して始めると午前と逆に下潮止まりっぽいですね。午後は上潮待ち確定かもしれないです。点々と場所を探りながら右ミヨシで1本、右トモで1本と散発的にでましたが、あとはたまーにイカに触られる程度で厳ししい時間を耐えるのでした。

 潮っ気のまったくなくなった中盤になってようやくマゴチのアタリ、ドキドキして体に悪いなぁ。(笑)ここは慎重に少し聞きつつ食い込ませて持ち込ませたところで合わせバッチリ決まりました。水面近くでの突っ込みをかわしてゲットしたのは50cmサイズでした。上顎の黄金センターに針が貫通してたから完璧ということにしておきます。(笑)

 その後はマゴチらしきアタリもなく午後はボウズ解除で終了でした。船中では上潮っぽくなった終盤に左舷への動きだったため、ピンポイントの入れっぱなで食う魚をブロックされて右舷は歓声を聞くのみでした。左舷側は3本の竿頭が3人でしたから。

 マゴチ釣りも本来このぐらい釣れれば条件の悪い日なりにOKなのでしょうね。今日は精神修行的マゴチ釣りを楽しみました。

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濱生丸でマゴチ釣り [マゴチ釣行記]

9月16日(日):八幡橋・鴨下丸(濱生丸、望月船長)
大潮:満潮4:45→干潮11:04→満潮17:08、潮色:薄濁り
天候:午前は曇り一時雨、午後から晴れ、風:北東~南(8~4m)
釣座:午前は左舷ミヨシから4番め(乗船者:左舷9人、全体16,7人?)、午後は左舷ミヨシから3番め(乗船者:左舷8人、全体16、7人?)
釣果:マゴチ32~55cm、9本(午前4本、午後5本)

 今季は春の開幕から絶好調のマゴチに行ってきました。マゴチは昔からたまにはやったことあります。専門船で釣ったこともあるし、昔はシロギスを大貫でやったので余裕があるときに狙ったりしました。アタリをだして、食わせこんで自分で掛けていく釣りは面白いです。シロギスも完全に一服している状態なので、グッドタイミングでH野さんのお誘いがあり釣友5人と行ってきました。もちろん行ったら通しで乗るのでありました。

 今日は大潮回りで潮時も良いし、連休中日も重なり混雑予想は的中して2隻出しとなりお客さんは総勢30人以上でした。午後は半減で1隻でした。マゴチ専用竿は当然もってないので(笑)、伝家の宝刀、キス竿「あさ凪改良版」(まあ要するにいつものキス竿だけどそんじょそこらの値段が高級キス竿とはわけが違うぜぇ。笑)で、1本竿集中スタイルでやります。だから釣り座はにはこだわらず結局は左舷胴の間前寄りで、船長の視線もアドバイスもあるので好都合です。出船前「1本竿でマメにやる人はハリス1.2mでタナを取り直して誘ったほうが良い」とのことで、1.5mで10本結んでおいた仕掛けの5本はハリスを1.2mに詰めました。今日は1.2mで1日やり通しました。

 出船前に船着き場のやや上流側へフレッシュなエサ確保ミッションにいきました。竿は伝家の宝刀です。前日から水が悪いようで食いは渋かったです。しかし、渋とく?運よく?ウロハゼ混じりで9尾だけ確保できました。渋いから30分ちょっとで見切りを付けましたが、ハゼのサイズは1尾だけ8cmでしたが、他はまあまあの10~13cm、15,6cmのウロハゼも、これは勝負どころで投入しよう。

「午前の部」

 大貫沖から開始しました。走行中は北東がやや強めでしたが現場は風陰なので風も3~5m程度、開始直後は北東でしたが次第に東北東へそしてほぼ東ぐらいで落ち着きました。1流しめから派手さはないけど(船長談では好調時のアタリの連発度ではないと)、それでも流していくうちに船中で順調に釣れだしました。一人二人とポツポツと型を見ていきます。「アー!」とか「バレた」ももちろんあります。それと、どうも外道(ニベ、イシモチ、シリヤケイカ、太刀魚)のアタリもそれなりに含まれているようなので厄介です。潮は適度に流れていて、基本的には右舷ヨコタへ(初め北東の時はやや右トもへかな?)動きます。2流しめ以降は東を向いて(やや左ミヨシにでながらかな?)トコトコ動きましたね。というわけで右舷は外道込みでアタリが多いようです。マゴチの食い的にはやや物足りない(今季の本調子からすれば)らしいので、右舷側で先にエサに遭遇していくので左舷側はややアタリも少ない傾向だったように思います。

 右隣と左ミヨシで釣れてしばしして、1mのタナ取りを基本にして繰り返しているとエサの動きが「ピピ」っと伝わり、続いて「クンクン」と抑え込むような本命のアタリ、増幅されて重みも伝わり「グッグッ」ときて、やや竿先を送ると「グッグッ、グググー」と教科書的な合わせ所に変化して、そこで竿先をゆっくり大きく頭上までを意識して合わせました。フッキング成功して力強い引きを巻き上げ無事ネットインしました。55cmとなかなか良いサイズでした。本日の初アタリ初ゲットが結局通しでの最大だったのです。1流しめで早からず遅からず取れるとホッとしますね。いくら好調といえども高級魚マゴチ、時としてボウズも覚悟の釣りでもあるわけだから。

 流し替えて攻めていると時たま、ハゼの動きの変化とか微妙なアタリが来るんだけど、どうもマゴチらしい重みや続きがない、小さくゆっくり聞いても変化なし、こういうのはおそらく外道の可能性が高いと思うけど(回収してエサ点検してもほぼ無傷)、小型のマゴチの可能性もあるのかな?とにかく合わせ所がまったくないパターンなので、こういうアタリが来たらアタリと同時に少し送って即合わせでもしてみないがぎり、そして何かが釣れないと判別できないわけで。でも、そんな微妙なアタリもたまになので対処不能でした。

 ちょっと潮が緩くなったタイミングでマゴチと確信できる2回めのアタリが来ました。小さそうだけどやはり相応の魚の重みはあるけど、大きく持ち込まないので少し聞くと再び「クンクン」ときて持ち込まずとも確実にアタリは続くので、離されないうちに勝負で合わせると掛りました。釣れたのは尺ゴチサイズでした。ちょっと間をおいて、また同じようなパターンのアタリで持ち込まないので2回聞いて勝負したら成功、ネットインしたのは先ほどと同なじような尺ゴチサイズでしかも胸鰭あたりにスレ掛りでした。マゴチのスレ掛りは初めてでした。マゴチと確信できるアタリは3/3ということで、ここまで左舷トップは4本並びが3人だったようなので、私もまあなんとか形にはなってるかな?潮も止まったので西側近場に戻ることになりました。

 移動中、海堡から上手に入ると中の瀬付近からやや波っけが残ってます。さらに現場の西側は北東風が半端にあたっているので、釣り場はボチャボチャしすぎな波があってマゴチ釣りにはタナキープができないという点でかなり難しいですね。そんな状況でしたが、何度かピンポイントを流し替えていると、モタレました。これはマゴチと確信、波の上下動でテンションが抜けないように注意して持ち込むか?持ち込まないので少し聞くと生体反応継続、そしてアタリを強めるもう一対処しようとしたときに、フッとエサを離してバイナラされ、合わせられませんでしたとさ。船中では型は出ていました。

 最後は近場の風陰になる場所でした。潮はもうないので、タナ取りは高めにとの船長の指示なので基本的に1m切って、1mを中心にするけどジワジワ+20cmでハリス分切るとか、+50cmでハゼは完全に吊るされてるけどその位置から1mにじわじわ下げて見せるとか、そんなことを意識してタナを取り直しているとアタリがきました。それなりの重量感があるアタリで持ち込まないので、少し聞いたらアタリが続いて強度がまして持ち込んだので合わせました。朝一よりは小さそうだけど良い引きが伝わり巻いてきて、魚が見えるぐらいまであがったところでスポっと抜けてバイナラ、悔しい。回収した針を見たら針先がつぶされていました。口の中の硬い所に針先が当って針先が負けてしまったまま口の中にキープされていたのでしょう。残り時間が少ないけどあきらめません。ふたたび、アタリを出すことに成功し、こんどは無事にネットインできました。最後に1本(45cmぐらい)追加して計4本で午前が終了となりました。

 午前の竿頭は7本、次頭5本、お二人とも右舷側でした。潮どおりに全体に右舷のほうが釣れていました。


「午後の部」

 昼前後に雨でしたが大貫沖にむけて走行中に晴れました。風は南(3,4m)に変わりました。始めると上潮かっ飛びでした。向きは右トモが潮先で下がります。どうやら今日は1日通して潮先ポジション、潮先側にはならないことが確定したようです。潮が速いからセオリー的には1.5mハリスでタナ取り1mとかハリス半分程度とかなのかな?でも、今日は決めたので1.2mハリスで基本的には1mのタナ取り、竿先を海面から持ち上げる時に誘いになって1m切ってちょっとキープしてから、気持ちジワジワ竿先を下げるような意識をしてみました。

 開始まもなく「コンコン」とアタリがきたので、払い出しなので即やや送り込みましたが、生体反応は「コッ」ぐらいに弱く、これ以上は竿も短いので送り込めないので早めに合わせてみました。スカ、竿先に反応なし。マゴチだったのか?判別つきません。右舷トモ、右舷後ろよりは潮先効果でアタリ頻発(外道含みで)しているようです。潮が速いのでバラシも多いみたいですがにぎやかでした。にぎやか度では右舷にまったく及ばずとも、左舷トモのH野さんも一時快調に3本とって、私の左隣H野奥様も1本とって、右隣I井さんも2本とってミヨシも型見てだんだん取り残されてきたかな?(笑)私は1時間以上型見ずでした。その間に判別のつかないアタリが何度かありましたけど。まあ、まだ時間はあるし。

 流し替えて潮がやや緩めになったところで、これはマゴチでしょうというアタリがきました。持ち込みはしないけどアタリは継続してやや強めになったので、次には持ちこむだろうと思ったけど持ち込まずアタリは継続してるので合わせました。しかし、無情にも「アー!」って、自分も船長も周囲も声だしてました。(爆)スカ気味にバレました。実はこのときまではエサは大き目を選んでやっていました。そりゃあ大型狙いですよ。しかし小めの魚が多く食い込めないようなので、ここは型を見ること優先に切り替えて10cmを切るぐらいの小さ目なハゼに変えてみました。潮もさほど速くなくなったのでタナは1mにして、時々そーっと2,30cm引っ張ってまた1mに戻す。そんなことをしているとアタリました。小さそうで持ち込まないので、少し聞いてリールを一巻しつつ竿先を下げて様子見して合わせ幅を確保しておいて、ややアタリが強くなったところで勝負しました。ようやく午後の1本目が掛りました。大きい尺ゴチ、35cmぐらいかな。(笑)ハリスを点検して次の投入で同じようなアタリ方と対応で連発できました。サイズも同じぐらいね。ハイ、次の投入でもアタリがきて、同じように対処したのでやり方ははいいと思うんだけど、結果はスカでした。残念。その後はアタリが出なくなったので終盤は近場へ戻りました。右舷トモH田さんは大貫で結局6本とったそうです。

 近場をピンポイントで何カ所か攻めていきました。最初の場所で船中で型は見ましたが私はアタリだせず。そして最後の場所で見せ場がきちゃったかな。(笑)残り時間は少ないので、ここはデカエサの動きにも期待をこめて朝釣ったウロハゼの投入でした。タナは高めを意識していると、今度は尺ゴチ級ではない重みのあるあるアタリがきました。ここはバラせないドキドキ感の中、しっかりアタリを確認して合わせ幅も作って持ち込んだところところでフッキング成功、47,8cmのまあまあサイズでした。ウロハゼ2号を投入して2連発(45cmぐらい)、やったぜぇ。まだいきます。釣友から大き目のハゼをいただいて投入、来ちゃうんだなぁこれがまた。3連発目めも45cm前後でした。気持ちよかったなぁ。そしてタイムアップとなりました。

 午後はH田さんが近場で追加がなかったそうですが6本で竿頭、私は5本で次頭でした。通しで9本、集中しているので時間もなんだか短く感じるけど、マゴチ釣りを楽しみました。また、行っちゃうかもね。(笑)


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