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今年もマゴチ釣り [マゴチ釣行記]

9月8日(日):八幡橋・鴨下丸(濱生丸、望月船長)
中潮:満潮6:21→干潮12:33→満潮18:25、潮色:澄み
天候:曇り一時雨、風:南西(4~9m)
釣座:午前は左舷ミヨシ2番(乗船者:13人)、午後は左舷ミヨシから(乗船者:11人)
釣果:マゴチ35~52cm、8本(午前6本、午後2本)

 今期も絶好調のマゴチに行ってきました。午前は下潮の潮先での釣り、モーニングサービスありの好調な釣りでしたが、中盤からタイミングがあわず終盤ちょと復活して6本でした。あと2、3本は釣っておかないと合格点じゃないでしょう。午後は上潮の潮ケツに耐える釣りで厳しかったけど収穫はあったかな。あと1,2本はほしかったけどね。スポット参戦で8本釣れて、キス竿だからこその底から剥がす抵抗感、重量感そして手元まで思いっきり叩かれるようなガクガクとした断続的なマゴチの引きを楽しめました。

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「午前の部」

 左舷は6人でミヨシからハルちゃん、私、ビギナーさん、みのろう君、トモ2番さん、H田さんという並びでした。右舷は7人でミヨシから4人がお誘いいただいたチームA屋のメンバーでした。船長が「場所的には2本のほうが間もとれるしいいかも」ということで、空いてるし2本竿でやってみました。1本は昨年も使って良かった伝家の宝刀(宝竿?)「あさなぎ改良バージョン1.75 m」、こちらはハリス1.2mで手持ちです。もう1本はS根さんから借り物の「あさなぎ原型バージョン2.1 m」、こちらはハリス1.5mで置竿主体にやりました。なんのことはない両方ともキス竿ですね。(笑)針はチヌ針各種5,6号、ハリスは柔らか目のフロロ5号でした。

 大貫沖で1流目から、船中全員の投入が済んだか否か?のタイミング(着底で秒殺的にアタリがきたのではないでしょうか?)で、トモ2番さんにいきなりヒットで始まったのでした。船中バンバンとアタリがでて絶好調なモーニングサービスに突入しました。南~南西の風、下潮の流れ良好でツッコミの動き、水深ラインと潮の関係で左舷にズレているようで左舷側中心でしたが。

私も1投目の手持ちの竿を数回タナ取りしたところで、モタレがでて、少し送るとアタリが増幅、そのままテンションをかけて強い引き込みで合わせました。あっさりとヒットして45cm級をゲットしました。続いて置竿のほうにアタリがでて、竿を手にした瞬間に一気に持ち込まれました。「あさなぎ原型バージョン2.1 m」が手元まで曲がるような突っ込みで大物かな?慎重に巻いて水面に見えたのはなんとスレ掛りで頭が向こうを向いていました。無事タモに入ったのは52cmのまあまあサイズ、それも尾鰭の根本に刺さっていましたから引くわけだよね。これも針先を入念にチェックした厳選の針を結んだおかげということにしておきます。(笑)大流しで流し続けて左舷側は好調にアタリが続き、取れないアタリやフグ攻撃とイカ攻撃も多少ありながら、3、4本目を順調にゲットしました。朝の1流しでトップは6本ぐらいいってました。

時間経過とともに潮は緩くなってきて、朝一が良すぎただけですがややアタリが出にくくなってきました。このへんからどうもタイミングが合わなくなって、アタリがでてもすぐ放されたり、ここだという頃合いで合わせてもスカだったり、やっと掛かったのは35cmのニベだったり、私はコチが釣れない中盤になってしましました。こういう時間帯でも通って経験値を積んでいる常連さん達はバラシもありながらも追加していました。トップ争いは、ハルちゃん、みのろう君、H田さんの3人でツ抜けも見える展開になっていました。3人ともハゼえさの仕込みもバッチリですしね。

船長から好調なのでやや早めにあがる宣言がでた終盤、やや風も強まりボチャボチャしてきました。なのでタナ取りは基本的に低めで待つ、合わせは待ち過ぎずに勝負にいく意識でやっていると、それが上手くいったのかどうかは定かではないですが5本目をゲットできました。さらにしばしして、アタリがでにくくなった流し替え直前で6本目ゲットできました。最後は帰りがけの場所を短時間流しましたが、ここは船中不発でした。

トップはハルちゃんとH田さんが11本、みのろう君が10本、みなさん流石だねぇ。私とトモ2番さんが6本、ビギナーさん4本ということで、左舷6人で48本も釣れました。右舷はミヨシのH野さんが6本でしたが、トモ寄りは潮ケツで厳しいようでした。まあ、午後は上潮に変わって釣れ方が逆転するでしょう。風向きも変わらないようですから。


「午後の部」

午後は左舷ミヨシ、予報どおりの風で潮ケツでした。そしてこんどは右にズレていくようなトモ流しで右舷優勢でした。

午後の1投目、置竿のほうにモソモソと生体反応がでて、少し送り込んでみても引かないので、ゆっくり聞いたところで引き込みに変わり、やや強く引き込んだけど(小さそうなので)放されないように早めにアワセたところ、これが決まって船中第1号をゲットしました。35cmと小型でしたが。午後はこれがゴングにはなりませんでした。

真の上潮が通していないようで、やや2枚潮気味でもあり食いは渋い状態、アタリもほとんど出せずで場所を転々と変えてみてもポチッどこかで釣れるだけで中盤にさしかかってしまいました。

ようやく上潮が通してきたところでお約束のトモ側で好調モードに突入しました。右トモに移ったハルちゃんは独走態勢に突入したようです。大流しで濃い場所にさしかると前寄りにもアタリがでますが、右舷では連発もありますが、左舷前方は潮ケツ最後尾なのでアタリも少ないし、少ないアタリもなかなか掛けられないといった状況でした。左舷トモから順番にアタリがでたところで、ようやく2本目(50cm)を追加したのは3時をすぎていました。いろいろ手を打ってようやく釣れる1本、これも釣りでしょう。この2本目はエサのアピール度(大きなエサ:15cmほどのウロハゼ)で勝負していたときに釣れました。

ラスト30分を切ったころ、大きなエサはもうないので?いやあるといえばある。それは上乗りさんが大きすぎでしょうからとくれた20cmに迫る巨大ウロハゼなのでした。ここは置竿にぶら下げて勝負してみましょう。(笑)手持ちのほうはサイマキに変えてみました。左隣の人がサイマキに変えたらアタリがでたので、潮ケツでは目先を変えてやるのも手かと思いマネしてみました。サイマキをつけての1投目、なんとアタリがでました。でも小さそうなので早めに勝負しましたがスカってしまいました。その後はアタリがきませんでした。

そうこうしているうちに、置竿にアタリがでました。アタリの出方は教科書的で引きに合わせてやや送り込んでいくと、合わせ所の強い引きになったので合わせました。魚の重みが乗って底から剥がれる感触はあって掛かったと思った瞬間に、ズポッと抜けたような感触で巨大ウロハゼが釣れたのでした。だからそれはエサでしょ。(爆)そのマゴチがロックオンしたエサが相対的にデカすぎたってことで針が口の中に、というかエサ全体が口の中に入っていなかったのでしょう。でも、潮ケツのデカエサ実験をしてみてアピール度はあるということでいいのかな?

というわけで午後は2本でした。ハルちゃんは12本でした。すごいね。

昨年2回は1本竿、今回は2本竿でやってみて、そして常連さんたちの釣りをみて感じたことがあります。それは置竿は長めの竿がおそらく有利だということです。

置竿を竿掛けに掛けておくと(私はV字の竿休めでしたが)、竿先に出るアタリ(明確なコンもあれば、前アタリ的なもモソモソやモタレかなという程度の微妙なもの)に対して竿を手にして送り込む初期対応にどうしても遅れがでます。手持ちの初期対応とは違いがでやすいのですが、その分をカバーしてくれるのが竿の長さだと思います。

話を単純化するために私のようなキス竿を短竿系をざっくり2mとします。私の竿は30年前の正統派キス竿なので改良バージョンが7:3調子、原型バージョンが8:2調子です。マゴチ釣りでは錘が浮いているので錘の重さ(+ライン抵抗)だけ竿先は曲がっています。この時に穂先がすべて曲がり切っているわけではないですが(まだ余裕はあるはずですが)、2mとして7:3調子なら穂先部分としてアタリに対応できるのは60cm、8:2調子なら40cmということになります。

これに対して長めの竿を3mとします。竿の種類はコチ竿でもその他でもあまり問題ないかな?というのは魚が掛かった時の長めの竿を見ていると本質的には6:4調子という竿に見えます。長い竿で8:2調子なんて竿にしたら長さを活かすメリットがあまりないのかと思います。それで、仮にアタリをとる段階では7:3調子だとしてみると対応できるのは90cmになるわけです。さらに全体の曲がり方をみると+αの余裕がもちょうっとあると思います。

アタリを受けるときの穂先(アタリの緩衝作用)には長い竿が有利ということです。長さの分だけ竿を手にする初期対応の遅れを曲りきるまでの長さの遊び部分でカバーしてくれるのではないかと思います。妄想かな?(笑)

でも、私はキス竿で楽しいのでキス竿だな。スポット参戦だし。(笑)ほんとは両手持ちでやるつもりだったんだけど普段使わない左巻きの両軸リールが故障してて当日使えなかったんだなぁ。


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コメント 6

トム

大貫の置竿は、皆さん3m前後の竿使ってることが多いですね。ただそれくらいのいい竿がないので、他の魚種の竿を使われてますね。

でも、あ~、なんとかもうちょっとしたいな~
ゴールデンシートで修行かなぁ♪
by トム (2013-09-11 08:18) 

ハル父

ワタシは午前中が辛抱で、午後はまずまず。
大流しの下流はツライです。

ブッコミ勝負が出来るのも流し替えが頻繁にあってからこそで。
長竿は潮先効果ありますね。

スミイカと違って、コチはそんなに遠くから餌見てないんだって船長が言ってました。
案外、不精者っぽい捕食をするんですね。

by ハル父 (2013-09-11 11:25) 

はる

大貫方面にいく際は筋を変えるという点でもやっぱり長い竿を出しますね。
あたりにたいしての反応が遅くても長竿なら吸収してるれるっていうとこは考えたこと
なかったですけど確かになーと思いました!

でも実際のところ基本的には手持ちで棚をとって置き竿に当たりを出すようなイメージでやってるので置き竿への対応が遅くなることはあんまりないですけどw
周り見てると気付くの遅くても竿が柔らかければ勝手に口に入っちゃってるっていう場面も目撃したことありますからそれも正解の一つなんでしょうねー。
色々想像するのは楽しいですね♪
by はる (2013-09-11 18:46) 

Shirogisu540

トムさん

お疲れさまでした。

なかなか悩ましく放されるとか、掛けれないとかもありますよね。そういう釣りでしょう。

短い竿クラブも楽しいですよ。(笑)
by Shirogisu540 (2013-09-12 18:13) 

Shirogisu540

ハル父さん

お疲れさまでした。

午前と午後で潮の状況が真逆な関係でしたね。釣果もそのとおりに入れ替わって通しで同数だし。(笑)

船下の釣りだから長竿で着底地点が流れるラインから外れるメリットはあるでしょうね。
by Shirogisu540 (2013-09-12 18:16) 

Shirogisu540

はるちゃん

もうひとつは長めの時間置いてる時にタナをキープする効果があるかな。キープするといってもその時に最もアタリがでやすいタナをキープするということはなく、長めに置いてるときなのタナの多少のズレに対して、±の遊びでなんとかなっってしまているという感じの釣れ方があるような気がするよ。

ハルちゃんはあれだけ釣ってて入れ替えもできてるから、釣ってるってことでで問題ないでしょうね。
by Shirogisu540 (2013-09-12 18:26) 

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