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291210/金沢八景・荒川屋/シロギス75尾(午前52/午後23)「1本竿」 [シロギス釣行記]

12月10日(日):金沢八景・荒川屋
小潮:満潮10:25→干潮16:27、潮色:澄み、水温15.1℃
天候:晴れ、風:北東3m~南西15m
釣座:右トモ、乗船者:午前32人/午後6人
釣果:シロギス15~23cm、75尾(午前52/午後23)(1本竿)

 午前は中ノ瀬で潮っ気まったりでも釣果的には順調にまとめたってとこでしたが、午後は南西風でシケとなり中ノ瀬を50分で撤退を余儀なくされました。もどった先の小柴沖は型程度でした。本命の中ノ瀬でやっていられれば束は釣れたでしょう。裏返せば現状では中ノ瀬でないと厳しいということです。


「午前の部」

 19人の団体さんがいたので定員32人の満船御礼での出船でした。潮は小さいので流れはほとんど期待できなでしょう。午前の時間帯としては上潮で潮っケツ~潮どまりになるので、現在の魚影と潮回りとこの人数条件トータルでかなりのタフコンデションかな?さてどのぐらい釣れるのかある意味でチャレンジングでした。前日は44尾でしたしね。

 1本竿天秤仕掛け、序盤は潮ケツでも少しは潮がある想定で振分け25/60cmで始めました。凪なので投げても大丈夫でしょう。1投目は後方へチョイ投げで探ると早速当たって1尾目をゲットしました。2投目以降もチョイ投げから船下まででアタリの出は早くないものの、じっくり気味にしっかり誘っていればアタリがでて3連発しました。潮向きは予想通りに右前方向ですが、流れは足りずチョロっと程度でした。ということで数発釣ると潮ケツの影響がでて後方~船下のラインではアタリが遠くなるようでした。そこで、横方向への遠投位置で誘い待ちをするとまたアタリがでたりといった具合でした。仕掛けは20/40cmにかえて、誘いはメリハリを付けてシェイクよりは叩きでしっかり動かして見せるイメージから止める。ガツガツとは食ってこないので(落ちギス的な渋めの食いで居食いもあり)、止めから聞きの動きだしの10cm以内でサワリ・アタリを感知する。

 序盤は全体的にアタリがでていたみていでした。隣のビギナーさん達を見いると、胴突き仕掛けでじっくりとした釣り方でも、アタリはでて掛かりも悪くなかったようで早々に型を見て、その後も誰かしらポツポツ釣れていました。まったりなりに上潮残りでの食い気があったのでしょう。派手には釣れませんが序盤は時速15尾といったところでした。

 中盤にかけて潮っ気がどんどんなくなっていくとともに、船中はガクッとペースダウンしたようです。周囲を見ているとアタリの数が減ったようでたまにアタリがでても序盤のように掛からないようです。自分の感覚でも、天秤ショートハリスで広範囲を誘いながら探っていればアタリはかなり出せていたのですが、確かに掛かりが悪くなっていました。そんな魚にどう対応して掛けるかいかに連発するか考えながら、攻略しがいのある状況になっていました。良いところでは投入フォール着底で3投連続で即アタリがでましたが、1回目2回目は掛からずに3回目で1尾なんてことがあったり。投入で即アタリが掛からずずらして誘ってまたアタリで掛からず、最終的に船下でアタリ(3度別の魚)でやっと掛かるなんてのもありました。ということで、凪でラインコントロールはそれなりにしっかりできているとは思うんですが、過度な遠投は控えて水深20m想定のカウントできるだけカーブフォールに近い状態の着底でラインテンションをより意識してやるしかないでしょう。それで掛からないのはしょうがないでしょう。誘って止めた後の聞きはごくゆっくり慎重にして、アタリを感知してからは早合わせしないように食い込ませる意識でやりました。中盤も時速15尾前後だったでしょう。まあ、潮ケツで船中沈黙気味なのでこのぐらいでいいのかも。

 終盤はだいぶ対応ができてきて、潮もほぼ止まりましたが掛ける率もややアップしてきました。ラスト30ぐらいで、超まったりですが下潮向きにズレるぐらいの動きになりました。そうなると、潮先効果てき面なのか?潮回りブッコミで船下からダブルがあったり、4連発があったりと、そんな展開なので、終盤1時間は時速20尾アップでした。

 船中ではツ抜けで上等、15尾前後で2番手争いかな?それで52尾なら攻略成功でしょう。


「午後の部」 

 多少の南西風(7,8m)が吹いてきた中を午前の場所へ向けて出船しました。現着時点で10mぐらいになってたかな?でもまあまだ白波っけではないし釣りはできる許容範囲でした。開始からアタリもでていたって食いは順調で午前より掛かりも良好でした。潮も下潮トロリでツッコミで流れていました。ただ風は強めなので投入は船下だけでしっかり叩きの誘いでアタリ待ちでした。それで5,6連発もありながらだったので、目標70尾の現実味はありました。風も予報より強かったのでこれがピークで少しは収まるのかと期待込みで楽観的でした。

 ところが、13:30前には一気に風力が増して(おそらく平均15m)、一気に白波っ気となり波が高くなりました。下潮と風が真反対の向きでぶつかってからかな?潮時と帰りを考えると粘る状況ではない(西側の際もかなり海が悪いとの無線)との判断で13:50分、19尾で中ノ瀬を撤収となりました。ここで午後はほぼゲームセット。

 ゆっくり戻って小柴沖の落ちギス定番場所(水深30m前後)をじっくり流しましたが、型を見る程度で1.5時間弱で4尾追加しただけでやや早めの終了となりました。掛かりは悪くなけど魚影的にかなり厳しいと感じました。


「見通し」

 小柴は12月中に上向かないと今期も厳しいでしょう。中ノ瀬はプレ落ちモードというよりも落ちギスモードにすでに移行気味かもしれませんが、テクニカルに攻略度合いを楽しめます。中ノ瀬は釣れる範囲が広がることを期待しながら、小柴を休めているうちに小柴もかたまってきてくれることをちょっと期待といったところでしょう。




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