SSブログ

291202/金沢八景・荒川屋/シロギス113尾(午前55/午後58)「1本竿」 [シロギス釣行記]

12月2日(土):金沢八景・荒川屋
大潮:干潮9:44→満潮15:33、潮色:澄み、水温16.1℃
天候:晴れ、風:北北東10m~北東5m
釣座:右トモ、乗船者:午前7人/午後11人
釣果:シロギス12~23cm、113尾(午前55/午後58)(1本竿)

「プレ落ち」になっていくかな?上昇モード!

 午前中は風がそこそこに強く、さらに下潮もかなり速いため釣り難いコンデションでした。そのため1本竿でほぼ船下に集中して丁寧にやるしかやりようがなかったですが、アタリも多く魚の食いは全体的にはまずまずでした。風と潮に対応できての釣果となりました。
 午後はほぼ凪たのですが上潮が思ったほど流れておらずむしろかなりまったりだったため、魚の食いもダウン傾向で食い込みが浅めでした。流し込んで良いとこは派手目に連発ありですが、アタリが途切れることもしばしばあり釣れ方にかなりムラがありました。


「午前の部」

 予報より強い北北東の風(10m前後)が吹き止まない中を最近好調の中ノ瀬へ向けました。風陰ポイントは魚影的にかなり厳しいですからねぇ。現場到着して船室からでると風で波は高いし、下潮も流れるだろうから、1本竿で精度よく丁寧な釣りをせざるを得ないでしょう。天秤仕掛け(ハリス1号、振分け25/60cm、キススペシャル8号)で船下から様子を見ると、早速にアタリがでてヒットしました。アタリの強度は控えめでした。2投目も誘い待ちをしているとアタリがでましたが、これは掛けられませんでした。3投目もアタリが続いて2尾目をゲットしました。

 予想どおり下潮が速いので投げたらアカンという状況でした。投げたら風と表層の潮(同じ向き、左トモが潮先)で2枚潮状態を自ら作るようなもんです。こういう時は船下に投入でしっかりサミングして、着底と同時にラインテンションをしっかり取って釣ることがより重要です。潮は流れて場をどんどん探れていくので、小さくゆっくりな誘いで十分です。着底時のゼロテンション(1,2秒)から錘を10~20cm程度ゆっくり聞く~再着底の繰り返し(これで船下で流れる範囲に居る魚に出会っていく)、この間の微妙なサワリの感知からアタリにして掛ける。風+波+潮が速いのでアタリをすべて掛けきれないのはしかたないですが、なるべく掛けられるタイミングを微修正しながらやりました。

 流し始めた位置はアタリがけっこう集中しましたが、次第にアタリが減り途切れた位置で潮回します(30分弱の流し)。筋を微妙に変えながら同じような釣れ方が続きました。時速にして15~20尾といったところです。ちょっとした筋でバタバタと連発する密度の濃いところがありますが、そんなところでは着底即アタリやダブルもたまにあり、でも潮が速いのでずっとは続きません。潮が速い状況でこのぐらいの食いがあるので、こういう時にありがちな潮止まり前後の淀みで入れ食いを期待しながらコツコツと確実にペースを維持していました。

 終盤に風は7,8mに落ちて潮も速くはなくなりましたが、上潮はこないので風でトモへ動きました。期待した入れ食いは無かったですが少し釣り易くなった分だけ確実に掛ける率が上がりました。ペースアップ気味に最後まで順調という釣れ具合でした。

 2番手、右トモ30尾ぐらいかな?


「午後の部」

 午後は北東風で5m程度におちつきました。海面は多少ボヨンボヨンしていますが、投げても釣りになるでしょう。2本竿でもできますが今日は1本竿で束釣りしておきましょう。というのは、午前から通しでお隣にシロギス修行に通われている方がおられたので、お手本?見せて勉強してもらいましょうという意図もありました。午前の食いからして、午後は開始時間もちょうどよく上潮がほどほど流れ~淀みで入れ食いを期待していいました。

 開始は船下からやって潮を確認しつつ、期待に反してすぐにアタリはでませんでしたが2連発しました。しかし、その後はアタリの間が空き気味なので、投げて広範囲から船下までを誘いを入れながら探ってポツポツと拾いました。原因としては思ったほど上潮が流れていないからでしょう(ツッコミでやや右前ぐらい)、船下だけだとアタリも後手になりがちのようでした。潮もまったりなため食いは午前より浅めとなりバレもたまにありました。船下まででアタリがでなければ見切って、横方向へ投げて探ってきます。誘いも午前より派手めにメリハリをつけて定点シェイク~止め~スローな聞き、そんな繰り返しでやりました。誘ったほうが明らかにアタリにつながりました。時速15尾ぐらいのスタートでした。

 せっかく凪たのに物足りない感もありましたが、突如として15分ぐらいで10連発なんてのがありました。潮が緩い分だけ濃い場所に流れていくのに時間を要するけど、乗っかれば緩い分だけ通過も遅いという釣れ方でしょう。そういう釣れ方の時に取れるだけ取りきってしまうのが大事です。現実的にその後はまたシーンとなったりポツリポツリになりました。

 2時間経過で40尾となったところで、潮が止まり30分前後はかなりアタリが少なくなってしまいました。さらに広範囲に遠投をかけてじっくり探りながら拾いました。せっかく出たアタリも潮が止まっているのでさらに食い込み悪しで掛からないこともありました。でも、これは午前の様子からして下潮が来ればまたスイッチが入って食うということです。15:30過ぎに45尾として通しで1束はクリアしました。

 流しかえて、ここから下潮がトローッときて一気に8連発、アタリも復活してきてさらに5尾追加して終了となりました。

 2番手、左ミヨシで38尾でした。
 

「今後の展望(期待?)」 

 1本竿で今日のコンデション(それなりにテクは必要でダントツでしたが)で束釣りできる魚影になってきたので(コンデション揃えば1.5束ぐらい可能性は十分あり)、「プレ落ち」の気配がでてきたと言ってよいでしょう。20cm前後の良型揃い(ピンギス3尾のみ)今後に期待しましょう。



釣りブログ村のブログランキングにも参加しています。下記バナーのクリックにご協力ください。
にほんブログ村 釣りブログ 船釣りへ
にほんブログ村
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:趣味・カルチャー