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2020 0814/葛西橋・荒川屋釣船店/シロギス208尾(1本竿) [シロギス釣行記]

2020年8月14日(金):葛西橋・荒川屋釣船店
長潮:満潮7:07→干潮14:58、潮色:澄み、水温28.0℃
天候:晴れ、風:北北東2、3m~東4m
釣座:右ミヨシ2番、乗船者:20人
釣果:シロギス13~23cm、208尾(1本竿)

 トップシーズンの浅場は終盤戦です。各船が東側浅場一帯(長浦周辺~盤洲周辺~木更津周辺)の浅め~深めまで広範囲に攻めていますが、その日次第で場所を転々としている船もありといったところです。前日情報では潮色が澄み気味なのが不安材料でしたが、船長が魚群をとらえてくれたおかげであとはどう釣るか、時間帯での状況を攻略して2束アップ(今期4連続4度目)の爆釣でした。

 仕掛けは1日通して天秤に振分けのショートハリス(ハリス1号、20/50cm、針は競技キスsp8号)のみでした。

 本船は盤洲です。北北東の微風でベタ凪の中、浅めから様子を探っていきました。1場所目は数投して探るもアタリなしで即見切りとなりました。水深を変えて2場所目は探ると10分ほどでパラッ、パラッと6尾釣れました。潮止まり時間帯ということもありこのぐらいなら順調でしょう。全体の釣れ方をみて船長はこの周辺を上潮期待で大流しすべく船を下手に下げて3流しめに入りました。ここから2時間以上の大流しでした。

 上潮はまだ足りないながらも右前へツッコミの動きで安定してきました。右ミヨシと探る筋がかぶらないように右斜め前から横中心の投入方向で釣っていきます。潮先であることとモーニングサービス的に魚の食いもまずまずでした。抱え込みにラインテンションをかける調整をしながら小さく誘っては(20、30cm幅でソフトに聞く程度)止め(3,4秒)の繰り返しで、魚からアタリを出してくることも多めで1投のサイクルはじっくり落ち着いてという感じで連発モードに突入でした。エサ付けは頭を切って柔らかい部分主体の3cm程度でやって時速30尾アップぐらいのペースで続いていたので、途中で頭主体の3cmで食いの比較を兼ねてリアクションバイトでペースアップできるか試しながらやりました。結果的には今日は1日通して良いエサ(頭を切って柔らかい部分主体)を付けてやるのがベストでした。

 それと浅場で大事な基本ですが、投入して着底までカウントしおおよその水深を把握しましょう。把握したら次投以降はカーブフォールさせて着底時(実際はオモリの着底前でもエサがキスの捕食可能な層に入る瞬間)からアタリに対応できるようにする。エサの落下に対して魚がどれくらの頻度で反応してくるかで、そのときの魚の食いに合わせた釣りにしていくこと、魚からの情報量を上げておくのが重要です。序盤は着底即アタリはないような食い方だったので1投のサイクルはじっくり落ち着いて、横の小さな動き主体で探るということでした。ダブルは狙わずにほぼ単発で70尾近く釣れてアタリが途切れ気味になったところで下手から流し直しました。

 始めはパラっと釣れるのですが次第にアタリが途切れ気味になり連発度が落ちました。モーニングサービス終了か?潮は上っ面だけは少しあるようですが海サボテンがやや目立って掛かるようになったので底潮はほぼなくて表層と底のバランスが悪くなったのでしょう。その状況でツッコミになるので序盤よりラインテンションが実質的に甘目になりがちなのか、アタリの強度が序盤より平均的に弱くなりかなり微妙なものが多くなってきました。そこで聞き幅を少し大きく(40、50cm)して止めは2秒ぐらいにして対応しているとペースがまずまず戻ってきました。1尾ずつコツコツ貯めて、折り返し時間を過ぎた10:15に1束をクリアしました。この時点では展開的に2束はきついかなと思っていましたが。

 後半にかけて船中の前方寄りの視界にはいる範囲は明らかに沈滞モードが広がってきました。潮のバランスの微妙な変化でまた別の状況となり今日もここを克服することで2束アップにつなげました。投入時フォールでのサワリがでてきたのです。前半までほぼなかったのに対して4,5回に1回ぐらいは触るかな?良い時は投入3連続ぐらいで触る。ただしアタリは全体的に弱くなっている状況ですからサワリも居食い的に凄く微妙なのです。その微妙なサワリを感知するためにしっかりカーブフォールさせて、サワリで即、針を魚に当てにいくイメージで聞きアワセにいってテンションかけていく(船の動きによっては頭上に竿が立っている状態で巻きアワセで対応)、そのようなイメージで投入時に対応しました。投入時のサワリも20cmハリス主体に掛かるので、掛けた時はダブル狙いも意識して少し間を取りながら誘い待ちで、前半に比べればダブルもでてきました。縦の反応がでてきたので前半よりも遠投度をあげて(20m投入ぐらい)、投入時にサワリがなくても大きな聞きも交えながら縦へのアピールを増やしつつ前半までの横への意識をトータルして誘っていきました。

 船中は「アタリ無いよ。釣れないよ。」的に隣で見物状態の人も居たかな?自分で言っておきますがその状況で圧巻の入れ食いマジックモードに突入していました。スミマセン。時速40尾アップに加速し、瞬間的な連発は10分で12,3尾とかもあり、特に120~170尾ぐらいまでは快釣過ぎに突き抜けていました。この時点で1時間残っていましたので確認しにきた船長には2束いけるよということでした。その後も好調を維持して12:49分に2束をクリアしました。あと10分コールから205尾ときて残り3分かな、アタリでググッと強めの引きでバレたのはフグでしょう長ハリスが切られていました。仕掛け替える?いやそのまま20cm1本針でいきます。3投3連発して208尾で13:00の終了コールとなりました。

 完璧に釣り切った会心の快釣ができました。2番手(左トモ2番)135尾、3番手(左トモ)126尾、4番手(右ミヨシ)112尾、皆さん1本竿です。翌日もトップ111尾、終盤にもう一盛り上がりあるかもしれません。

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