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2020 0808/葛西橋・荒川屋釣船店/シロギス203尾(1本竿) [シロギス釣行記]

2020年8月8日(日):葛西橋・荒川屋釣船店
中潮:満潮6:58→干潮13:35、潮色:薄濁り、水温27.0℃
天候:曇りのち晴れ、風:北西2、3~南8m
釣座:右ミヨシ、乗船者:13人
釣果:シロギス13~23cm、203尾(1本竿)

 3週間前ぐらいからの釣果推移で浅場ピークに突入してくるだろうと判断して(まあ例年の時期的な傾向もありますが)、7月26日には自身で251尾を叩き、さらにピークに向かって上向くことを期待していました。ところが今週は何かがおかしい、大量の雨水流入の影響が遅れてでてきたのか潮色が広範囲で悪い濁り(色的には川の雨後の茶系)になっているようで東上手のタコがダメ、タコキスリレー船は上手周辺のキスが苦戦、キス船でも盤洲周辺を諦めて木更津航路筋の沖周辺の深めを攻める船がでてきました。そんな状況推移での釣行でしたがバッチリと攻略しきって203尾、魚影的にはほぼ維持されているようで今期3回目の2束アップとなりました。仕掛けは1日通して天秤に振分けのショートハリス(ハリス1号、20/50cm、針は競技キスsp8号)のみでした。

 曇り陽気で上手から北西微風で涼しいベタ凪、どうやら潮色も前日に変わったようで悪かった濁りがとれて薄濁り(青緑系)の盤洲周辺のいつもの浅場で開始となりました。潮止まり時間からでしたが、10mほど投入して払い出しキープの調整をしていると魚のほうから強めのアタリを出してくるような良い活性のアタリ方で20cm級が釣れだしました。風に船を立てているとゆっくりと払い出しキープになるので大きな誘いは入れないぐらいで20cm級が5連発、今期で一番浅場らしいアタリがあるのでした。順調ですが潮はまだないので左舷に風を当てて横流し主体にしながら大流しになっていきました。そのほうが船長の狙っている水深をトレースしやすいのでしょう。横流しだと右舷が潮先なので斜め前に投入して船首方向までラインテンションをかけたまま探るか、潮先方向(右舷に直角方向)から抱え込みについてくように(負けないように)探るか、まあその範囲で一番アタリが早くでるように合わせていきました。船中もポツポツ釣れていて待っていれば魚からアタリをだしていましたが、そこはアタリをだしてくる前にアタリをだしにいくということでリアクションバイトさせて連発を早めました。50cm幅程度でゆっくり目に聞いては2,3秒ステイ、エサが少し浮いている状態をキープさせながら探ってくるのが有効でした。エサ付けも頭を切らずに3cm程度で対応できました。ということで序盤は2時間ぐらいの大流しで最初の1時間は時速40尾ぐらいでした。
 
 アタリが明らかに途切れたところで潮回り(ここまで75尾)すると再びポツポツと釣れだしましたが、ここまでの連発パターンとはやや変わってきました。船は横流しで安定し下潮がトロトロ流れだしたので微妙ですが抱え込む速さが変わったということです。魚のほうもモーニングサービス的な食いは一服してしまい小さなサワリ主体のアタリ方になって難易度アップとなりました。こうなると流し込んでいくと船中では序盤のように普通のイメージのアタリがなくなるのは当然でかなりの苦戦、沈滞モードに突入でした。

 この状況変化をどう克服するかで1日のトータルが変わります。誘いを変えて合わせていくことで黄金の連発モードに突入しました。潮先方向へ15mほど投入(カーブフォールは必須)して、「小突き、シェイク」するというよりも10~20cm程度の幅を「刻む」イメージでゆっくりチョンチョンと2,3回さそってほぼ止めないで繰り返して探ってくる(止まったとしても1秒かな)パターン、ラインテンションキープ(リールも一体で巻をいれつつ)できている状態で小さな動きが連続している中で小さなサワリや止めかなり微妙な変化で合わせる。抱え込みなので海底での仕掛けの移動距離はそれほどではないと思いますが、この一連の操作でアタリ感度をあげていけているはずです。数秒止めてしまうとラインテンションが甘くなって微妙なアタリは感知しにくくなってしまう。水深があれば船下を小突くことで対応できるかもしれませんが、いかんせん浅場では投げながらやらないとやはりアタリの数はだせません。難易度はかなり高いかな。ここで威力を発揮するのが高感度ロッドとショートハリスです。ハリスは短い20cmのほうで釣る率が高いです。エサ付けは柔らかい尻尾側の細いとこ主体です。

 それらのトータルの結果、9:45には1束クリアして、流しながら濃い場所では傍から見ればわけのわからない(自分では確たる根拠ありの)大連発もありながら瞬間的には序盤よりハイペースな超速攻が短時間でも断続的にあり中盤11:00までに145尾まで積み上げました。これで今日の2束は見えてきました。

 11:30ぐらいに南風がそよーっと吹いてきてツッコミ右ズレの流しになりました。風が弱い間は多少間があきながらもポツポツと順調でした。次第に風が強めになり潮も効き気味なのか右ズレの度合いが増してきました。こうなると潮先にはなるけどちょっと微妙でした。潮先の右へつまり沖へ出る方向だと水深が狙っているレンジから微妙に落ちていきます。水深が落ちたところで魚の濃さがやや薄いようでした。スラスターで頻繁に左に振りながらの操船になりました。しからば投入は船首方向主体で船下付近まで速めに探ってアタリがだせなければ見切り入れ替えを早めにやって対処しました。拾えるだけ拾ってちょっと難産気味に12:50に2束クリアしました。3尾追加で13:00終了となりました。

 今日は1日通してですがダブルは少なく単発をコツコツといけるところは急加速でした。浅場でもうひと山あるかな?次回が浅場の最終決戦になるかな?

 
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