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270118/金沢八景・荒川屋/シロギス302尾(コシパラレコード) [シロギス釣行記]

1月18日(日):金沢八景・荒川屋
中潮:干潮9:17→満潮14:48
潮色:薄濁り、水温11.6℃
天候:晴れ、風:朝のうち北東~次第に東寄り中心(4~1m)
釣座:右トモ(乗船者:7人)
釣果:シロギス12~24cm、302尾

 小柴沖は昔からの落ちギス定番ポイント、そこは近年パラダイスと化すため仲間内で名付けて「コシパラ」です。今期のコシパラは中ノ瀬がプレ落ちからの激釣状況でその陰に隠れているような状態でしたが、落ちギスがかたまって釣れる気配は年末からあったのです。凪の日に狙いを定めて一発で決めてきました。

コシパラレコード更新の「302尾」
を叩きだしました。基本的に落ちギスモードで居食いしているシロギスを2本竿の胴突き仕掛け(2本針、ハリス30cm)で攻略し炸裂の大爆釣でした。だから、前の記事で胴突きが有利って書いたでしょ。

 コシパラにも中ノ瀬に負けず劣らず魚影の濃い~ぃ濃すぎる?エリアがありました。ちょっと他のエリアも様子見しながらのレコード更新は凄いなぁと自画自賛です。(笑)水深的には30m前後と中ノ瀬の平均1.5倍ありますから、相対的にアタリの強度は弱くなるのでライン管理もさらに重要になります。落下と回収時間は長くなるので、1.5倍から生じる総合的な違いはそれなりにあります。

 右舷4人左舷3人の計7人と今日も寂しい船上ですが、落ちギスにはもってこいの凪日和で8:20分に開始となりました。落ちギスになっているので胴突き有利なのは間違いないですが、2本竿で初めは状況チェックと比較のために天秤仕掛け(2本針ハリス1号、振分け30/60cm)と胴突き仕掛け(2本針ハリス1号30cm、幹糸1.5号全長80cm、捨て糸10cm、枝間35cm、上部35cm)でやってみました。針は1日通してキススペシャル8号のみでした。

 アタリは両方にまずまずありダブルも両方にありましたが、天秤なら1本竿向きであるのは間違いなくアタリはかなり微妙なものが多く止めの間と聞き方にかなり集中しないと釣れないです。胴突きのほうがゼロテンションよりマイナステンションで確実に止めておく間を作り易いし、聞く動作(マイナス~ゼロ~プラスになりかけるまで)でアタリを感知するか、感知できなくても魚影が濃いのでプラスからの連続的な聞き上げでタイム釣りっぽくやってもけっこう釣れます。というと簡単に釣れてしまうと勘違いされちゃうのですが、「ラインコントロール」と「マイナスに抜く度合」と「間」、さらに「聞き方」がピッタリあってこそのお1人様マジックモードということです。というわけで2本竿とも胴突きに揃えてタイミングを合わせ、あとは水深を考慮しての投入さばきで入れ食いモーニングサービスが始まりました。

 風は北東で下潮がわずかに残っていて、船は右舷へこけつつやや下がるので潮先も利用して、着底時に仕掛けがやや寝るようにとの意図(せっかくの2本針だから上針の位置を下げる)でチョイ投げ投入(10m程度)を主体にやりました。着底一聞きめであたることも多かったので、そういう時は掛けたら再度ゆっくり着底させてダブル待ちともう1本もすぐ掛かるので、2本竿を無駄なくローテーション的にさばくようにするとダブルも増えて水深が使えるわけです。干潮9:17ですがそんなのおかまいなしの感じのモーニングサービスで時速50尾程度と絶好調でした。

 同じ周辺を流しながら間もなく上潮がトロリと流れてきて、10時台11時台お昼過ぎまで絶好調が続きました。この時間帯の風は東中心に安定したので左舷へヨコタに動きましたから、後ろ方向にチョイ投げで着底一聞きめであたらない場合は右舷側(潮ケツ方向)に倒れるラインをコントロールして船のズレでラインテンションがゼロ~プラスになるようにしていればオートであたってオートでヒットもけっこうありました。潮ケツにラインが行ってる時は潮先から聞くのとでは同じ速さで聞いたら仕掛けが動き過ぎちゃうので、そこを上手く調整しつつ省エネでやるってことです。濃い芯に乗ると胴突き仕掛けでもダブルが4,5連発するとこがあり、時速は50尾凸凹をキープできたのでした。

 12時で180尾、12:35に2束到達となったのでした。この直後に潮回りしたのですが、潮っ気はだいぶ落ちてきたので流しきった地点ではちょっとアタリが遠くなる傾向でした。

 元山に戻るのかと思いきやここから最近話題のイルカウオッチングへ、いやそれは冗談で釣果はすでにバッチリ決まり過ぎなので明日、今後のために他のポイントをチェックに行ったのです。やや南下すること数分でアジ、イシモチ船団の集結している赤灯周辺で入れました。流しこんでいるとポチポチと、ときたまパラパラと連発もありますが、間も開くような釣れ方の魚影です。場所が場所なだけにイシモチとカサゴ、船中ではアジも混じってきました。周辺を数か所、トータル1時間10分ほどやりましたが、朝の場所ほどの魚影はないですね。普通に考えれば落ちギスとして十分な釣れ方なのですが、朝から凄すぎるとこに乗っていたので物足りなくなってしまします。

 さて、ここまで238尾、残り1時間10分で朝の場所に戻りました。あと62尾は潮っ気がさらにないのであの魚影でもどうか?微妙なところです。始めるとやっぱり魚影の濃さですね。ダブルにはなかなかならないけど、ポンポン連発で釣れだしました。こうなれば単発速攻でペース重視でバンバンいくしかないです。快調に積み上げて14:50で292尾まできました。このへんで完全に上潮が止まったようでアタリが出にくくなりました。船長は船を引っ張り気味にしたりいろいろやってはくれたのですが、朝と違って押し切れるほど甘くはなく、15時で296尾なのでした。この終盤の釣れ方からすると途中は明らかにロスタイムだったので、そして何より小柴の30mで3束ってどんだけのことかってことですよ。「釣っちゃってください。」ということで泣きの延長戦10分に突入しました。焦らず確実にですがアタリがでにくくほんとに痺れましたねぇ。(笑)でも299尾で大手からのダブルで301尾で船長にサイン、終了コールで1尾追加でめでたしめでたしな1日でした。

 新春胴突きマジックショー、一見の価値はあったと思います。

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コメント 2

小物大好き

凄いですね
自分が気持ち良く必死に釣った1日分をお昼前には越えてたんですね
こちらは船長の勧めもあって胴つき2本針の方が多いですが周りでは一荷はほとんど見なかったです(^.^)
そちらにも行きたかったんですが
何となく義理も、ありまして残念です
by 小物大好き (2015-01-20 02:36) 

Shirogisu540

小物大好きさん

いやぁこれは物凄く上手くやれた会心の1日でした。快進撃すぎはあり得ない的なぶっ飛び釣果です。自分も超気持ちよかったです。

船宿情報でおわかりでしょうが、トップが3束なんだから2番手だって当然相応に釣れて束釣り複数名というのが相場でしょう。実際に中ノ瀬は連日そうなってるでしょ。でも、さにあらず。他は誰も1束にとどかない状況(2人は1本竿で名人級だから当然釣ってもおかしくない腕前、2本竿ならちょとできる人でもとどきそうでしょ?)で、見える範囲ではアタリそんなにありますか?ないなぁ的?な様子でしたから。

胴突き2本針はある意味で2本竿向きといえばそういえます。原理的に普通はそんなに一荷にならないのですよ。仕掛けを寝かせる必要があるので(やみくもにマイナステンションでもだめだし)、落ちギスで船下で立ててアタリを感知しに行くなら下針にほとんど掛かるわけです。一荷が気になるかもしれないけど、1本竿なら1本針で精度を上げたほうが数はのびるでしょう。

だてまき丸はBブイ周辺でしたか?八景以外の船は中ノ瀬でも最初の週以外はAブイ周辺に下がってきてないみたいですよね。

あちこちでやるのも経験のうちです。私も葛西橋に行こうとは思ってますよ。行けばBブイでやれるなぁ。


by Shirogisu540 (2015-01-20 21:28) 

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