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261018/金沢八景・荒川屋/シロギス131尾(午前50尾/午後81尾) [シロギス釣行記]

10月18日(土):金沢八景・荒川屋(午前・午後通し)
若潮:干潮6:49→満潮14:00
潮色:薄濁り、水温20.5℃
天候:晴れ、風:北東5~2m
釣座:右トモ(乗船者:午前24人、午後19人)
釣果:シロギス12~24cm、131尾(午前50尾/午後81尾)

「午前の部」
 
 午前は小柴沖近場の上潮期待ポイントで粘りました。この時期は落ちギスに向っての要所をチェックするという目的もあると思います。朝のうちは上潮への潮がわりから流れはじめと思われるチョロチョロ程度の潮、流れとしては全然足らないですがそれでも魚の気配はあって順調でした。アタリは弱いからやや難しいでしょうが、天秤仕掛けでシェイク入れながら誘うとそれなりに魚は反応してきました。針掛かりはとくに悪くはなかった。2本竿で誘いつつ間をとって、ダブルも何度かあって時速25尾ぐらいでした。

 次第に潮がというか今日は基本的に潮が流れてるとは言えなのにさらに潮がなくなり尻すぼみ、アタリ激減で数は伸ばせずでした。潮周り直後の船下と潮ケツ遠投範囲で拾ってから、横方向に遠投で潮先を交わした範囲を探って拾っていきました。釣れなくても入れっぱなしは余計に釣れなくなるので、入れ替えてやるべきことをやるしかないです。このアタリの数で潮ケツだと思うようにいかないにうえに、中盤からとくに終盤はパックンチョ猛攻の中からたまーにシロギスを拾い出すのが精いっぱいでした。胴突きも試しましたが効果なしでした。ペースダウンの失速状態で終了10分前コールで48尾、ここですぐに1尾追加して途切れたまま時間は過ぎる。そして終了合図で1尾追加で滑り込みセーフの50尾となりました。

 船中釣果はかなり厳しい、2番手で25尾ぐらいだったようです。


「午後の部」

 午後も近場(午前とは違う場所)からやって潮止まりだから予想どおり厳しい拾い釣りでした。一流しめは(短時間)でノーヒット、筋を変えての2,3流しめでポチポチと型はだしますが好転気配がないまま、14時前で9尾でした。まったく潮っけがないです。

 潮時で止まりにかかるので中ノ瀬に場所替えとなりました。まずは中ノ瀬の西側付近で2か所ほどやって型はでますが続きません。中の瀬東側に動いて探しながら下潮待ちとなりました。潮はまだなくてこちらも型ぐらいと我慢の展開でした。ここまで27尾だったかな?

 流しかえつつ14:45ぐらいに急に二枚潮気味に上っ面が速めに流れだしました。やや釣り難いけど広範囲に流れるので食いが良くなりました。さらに潮回りして終盤にきて、潮先を味方にしてお一人様入れ食いモードに突入し、二本竿を無敵にさばいて時速50尾近くのペースにしてそれなりの数字を叩きだしました。あの潮の状況ではけっしてやさしくはないですけど、長年鍛えた超高速竿さばきなら可能ってことです。底潮は流れているわけではないので周囲はパックンチョ、メゴチに悩まされながらシロギスがやや釣れるようになった程度かな。

 具体的には、潮先方向にやや遠投して着底後にすぐにラインテンションをかけても表層のラインはかなり潮に流されているので、大きく誘いを2,3度入れてラインテンションをかける意識でやらないと仕掛けはさほど動きません。すぐにアタリがでるので、さらに大きく聞いて巻き合わせして、これを2本竿ローテーションでやりながら、アタリがすぐ出て掛けたときは掛け置きのダブル狙いも交えてローテーションします。ダブル3連発がありました。もちろん1本掛け置き状態でもう1本の先に掛けた魚は速攻回収しなければなりませ。その目安は自分の仕掛けが潮ケツ側に入ってオマツリしないように、自分のラインが最低限船下から上がってくるように、潮ケツ側から斜めに巻くようではオマツリ頻発して数になりません。オマツリするとしても潮先に流されている他人のラインをたまーに釣る程度にさばかなければなりません。できるだけ潮先でさばいてしまうようにします。この日終盤の2枚潮の程度だとラインをかわす意味でもやや遠投が必要でした。それで潮先の更地を誘うわけですからアタリもでますよね。

 二流しハイペースで釣って、最後の流しは上っ面の潮がなんだったんだろうぐらいになくなって、またポチポチ程度の食いにもどって16:00終了となりました。81尾、釣れる時にとことん稼げという午後でした。(笑)午後の2番手41尾でした。


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コメント 6

総理

先日はコメントいただき、ありがとうございます。
こちらの釣行記と同じ日に羽田のかめだやさんで1日船に乗りました。午前は木更津、午後はちょっと場所を移動してました。(場所の名前は失念)
結構混んでいる中での胴の間だったので、初心者らしく周りの動向を見つつ基本船下、隙を見ては投げてました(笑)

竿頭135、2位が115、私は68尾(一本竿です)

釣れない時はあがこうと思って行ったのですが、狭い中コントロールもまだまだなので投げ自粛モードの結果、釣れない時間帯が厳しかったです。時折訪れるショートイレグイタイムに全力を尽くしてました。

色々な要因はあると思いますが、前回、前々回は結構着底直後のアタリが多かったですが今回は非常に少なかったので少しずつ活性が落ちているのかなと勝手に思ってます。腕のせいにはしない(笑)

まだ一本竿で戦うよていですが、2本使うときのために今回の記事も参考になりました。自分が1本でも相手が1本置き竿の時役に立つかも。

またの投稿を楽しみにお待ちしております。
by 総理 (2014-10-21 20:04) 

Shirogisu540

総理さん

お疲れさまでした。
木更津から南下すれば富津です。一部の情報では木更津の北側の盤洲でもまだ釣れる日もあるようです。

秋は活性が落ちていくのが通常のパターンです。アタリ全体の中では小さく弱いものが主体になってきます。そういうアタリで釣らないと数は伸びません。強い明確なアタリは減っているので夏場までの意識だと微妙なアタリが分からずにアタリ自体の数が少ないと思ってしまうかもしれません。

そして完全な落ちギスではないけど特定の場所にあとひと月ぐらいでかたまると本格的な落ち前に食いが上がって、さらに荒食いの様相になってきます。名付けてプレ落ちです。昨年は木更津の沖のほう18~20mでかなり良い状況があったので今年も期待できるかも?あとは中ノ瀬は今の状況からしてプレ落ちくるでしょう。

1本竿を続けた方が釣りは上手くなりますよ。2本でバリバリ釣ってみたくなるでしょうが、あまり早く手をつけないほうがいいと思います。1本でしっかり釣れないと2本やっても空回りしちゃいます。
by Shirogisu540 (2014-10-22 23:26) 

総理

度々コメントありがとうございます。

明日シロギス釣りに行くことにしました。
常宿(って程でもありませんが)は当日シロギス船が出ていないのでものの試しにシロギスさんの常宿の荒川屋さんに行ってみるつもりです。(ちょっと遠いので寝坊しなければですが)

慣れるまでは、というか1本竿で束釣りできるようになるまでは2本竿は尚早だと思っています。確かに数は釣れるかもしれませんが不慣れな操作で周りに迷惑かけてまで・・・と思っております。

個人的には年内に1本竿で束釣りを目指してます。言うのは自由です。明日達成できたらいいですね。(他人事)
寝坊しなかったら釣果コメントさせていただきます
by 総理 (2014-10-23 22:09) 

総理

金曜日に金沢屋さんへお邪魔してきました。平日なら行けるかな?ということで東京都内から4隅(舳)狙いで始発の電車で行ったのですが、残念ながら5人目で4隅取れず。厳しいですね。

10人程度でそれほど混んでおりませんでしたが、2本竿で置き竿放置の方が多く、船下狙い重視が災いし流れてきたPEとオマツリ多発でしたが、何とか65匹で終えることができました。状況と今の技量から考えると良かったと思います。

場所柄、最初の釣り場が近いのがいいですね。型は木更津の方が一回り大きいと思います。普段は20cm級5匹から15匹以上連れてますが、今回は20cm超は1匹のみでした。

今のところ天秤仕掛けのみでやっており、当日船下を攻めている時にちょっと高い位置にキスがいる感じがあったのですが、投げると高さを維持して誘いができない事に気づき胴付きの上張りで調整できるかも。と後で考えたのました。後でシロギスさんのブログにも同じようなことが書いてあるのを見て考え方はあっているのかな。と思いました。

事前に読んで覚えていた記事で先糸をつける意味。の回も参考になりました。PE10mぐらい垂れ流している方とオマツリしてしまいその回避に(笑)、そして結果短くなった先糸のおかげでアタリがとりやすくなったせいかペースも上がりました(笑)

移動時間と交通費の問題で中々お伺いできないと思いますが、上達したらまたお伺いさせていただきます。もし、同船されることがあったらご挨拶に伺わせていただきますので、その時はよろしくお願いいたします。
by 総理 (2014-10-26 16:04) 

総理

すいません、冒頭の船宿名の記載間違えました。
場所と船宿を書くつもりが・・・・荒川屋様申し訳ございません。
by 総理 (2014-10-26 16:05) 

Shirogisu540

総理さん

お疲れさまでした。

1本竿なら四隅にこだわらず、そして当日のような2本竿でライン出しっぱなしの人がいても、それもかわして釣れるようになると、そのほうが早く上達するでしょうし上達の指標になるけど。

とはいえ当日の船宿コメント(女将さん)にもオマツリの話題が書いてありましたから、けっこう酷かったと想像しています。程度問題ですね。

10人しか乗ってないのにオマツリさせちゃうような人がどこにもいるのは事実です。四隅と胴の間3人ずつですもんね。書かれていることから想像すると、投入時にフリーで着底するまでラインをだす投入ということでしょ?それを2本でやって、表層のラインを流しっぱなしで着底後も巻きが恐ろしいほどに甘い、さらに魚が掛かったアタリでゴンゴンしないと巻かない。そんな感じだったのではないでしょうか?

ハッキリ言って、そういう人は潮が全く流れていない風のない日じゃなきゃ2本竿だしちゃいけませんよね。仮にだしたとしても当日のどの程度のオマツリがどのぐらいの頻度であったかわかりませんが、オマツリが多いなら1本にするとか、投入に注意するとかサミングするとかしてほしいよね。

そういう対処もこのブログを隅々まで読めばすでに書いてあるけど、オマツリ源な人達はこのブログなど見てないだろうなぁ。乗合船は同じお金払ってるんだから最低限、他人に迷惑をかけないことが最優先なんだけどね。平日に大名釣りだとちょっとこんだり、潮が速かったりでオマツリ源になる人っているんですよ。オマツリはお互い様とはいうけど、100対0のオマツリだっていっぱいあるますよね。100の方の人に限ってまったく自分のせいだと思ってなかったり50対50だと思ってたりするんですよ。

私の釣り仲間で仕立てをやると20人以上25,6人乗っても1本竿ならほとんどオマツリフリーでストレスなく釣りが成立します。そしてバリバリ釣ります。たまーにオマツリしたとしても、お互いに投入時から注意してるので単純に針がラインに掛かる程度ですぐ外せます。

シロギスが上にいるということはありません。シロギスの活性が低かったり潮が2枚潮だったりの相互作用でラインが真っ直ぐになっていないので、誘いあげ聞き上げをしてようやくラインが張れてきて(天秤ならさらにハリスも張れてきて)魚が底から浮かされてようやく抵抗がかかってアタリを感じるということです。胴突きの上針は投げないとシロギスの遊泳層に入り難いのが理論上分かることです。そのへんのこともどこかには書いてありますので、探していただければ幸いです。

当日の場所は朝は近場(富岡かな?)でその後は中ノ瀬だと思います。中ノ瀬も9月初めまでは抜群に型揃いで20cm以上がバンバン釣れていたんですよ。3,4割はきっちり量っても20cm以上(24,5cmサイズもチラホラ)で18cm以上で8割までって感じでした。秋になってだんだんと魚が動き小さいサイズ(ピン級も)がでてきて、大きいのが抜けたのが今の中ノ瀬の一般的状況といったところでしょう。

同船することがあったらよろしくお願いします。
by Shirogisu540 (2014-10-26 20:59) 

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