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シロギス釣りは面白い(その4) [釣りの話(過去)]

金沢八景・荒川屋(22歳~現在進行中)

金沢八景・荒川屋は昔から1年中シロギス乗合を出し続け、東京湾のシロギス釣りをリードしている船宿だと思って見ていた。ベテラン、名人級が数多く集う船宿で、曜日毎に何曜日は誰々さんが竿頭というパターンで毎週通う名人たちがいた。もちろん釣果も東京湾で安定してトップクラスであった。

当時は東京の船宿は季節ごとに釣物が変わっていき、シロギスは春~初秋までで冬場の落ちギスは出ていなかった。落ちギスをやるなら八景まで行くしか選択肢がないし、腕試しもしてみたいという気もあって最初はポチポチと行き始め、昭和から平成に変わる前後からけっこう頻繁に行くようになった。このころには、大体自分のシロギス釣りが確立されていたように思っていたが、八景の名人達からも学ぶものもまだたくさんあった。振り返れば26,7歳当時の私より今はもっともっと進化してますよ。釣れる数はその時代の魚の多い少ないである程度決まってしまう部分があるけど、それでも今の自分なら26,7歳当時の釣果の2、3割アップぐらいいけそうな気がする。

当時のシロギス船は実船長(貞光船長の弟さん)でした。落ちギス50尾も釣れば好釣果という釣れ具合でしたから最近しか知らない人はそんなに釣れなかったのって感じでしょうか?春先とかにシロギスを求めて下浦へも行ったこともあるし、落ちギスでも今じゃまったくやらない観音崎沖はけっこう定番でもありました。

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船宿で顔を売るにはとにかく釣ることにつきる。平成元年の8月7日には10時出船で133尾釣りました。当時そういう遅出の試みもやっていました。南西強風で船清が出船中止で、電話で問い合わせたところ出るとのことで10時に間に合いました。貞光船長の操船で小柴から富岡の際でやり、途中で午後船のお客さんが1人だけみえたそうで戻って乗せて、それでも風強く3時過ぎにあがっての釣果だったので、当時の釣果としては船宿の皆さんびっくりでした。日中船は実船長が猿島で定時までやって、某名人が95尾で竿頭って日でしたから。平成3年1月19日は実船長の最終日、観音崎で95尾、これだって最近なら驚かないけどね。実船長も寡黙だけど職人でしたよ、もったいなけど人それぞれ事情もあるでしょうからね。

八景でも実績を出して楽しく釣りをしていたのだが、平成3年4月から私は仕事の関係で札幌に転勤した。札幌勤務は平成13年の3月までちょうど10年間続いた。その間はお盆休みと正月休みを利用して帰省した時にシロギス釣りをしていたが、年に5,6~8回ぐらいが限界だった。そのストイックさがまたレベルアップにつながっているように思う。長期間のブランクで調子がでないなんてことはなかったし、いましかできないという気持ちからくる集中力がプラスに作用してとにかく楽しかった。

この札幌生活10年間の終盤の平成11年から東京湾のシロギスは魚影が安定して濃くなった。昔からのことを知っているから言えることだが、一気に濃くなった感じであり、はっきり言って昨年(平成20年)、今年(平成21年)は異常に濃いです。先日も貞光船長と話したが、昔は浅場だってシーズン中で束超えるのはそれなりに大変で、荒川屋でさえ10回ぐらいでも普通だった。

昭和の終わりの釣れない年は夏場に大貫まで行ってキスが15尾ぐらいとか、平成の7,8年も少なかった年だが自然まかせの増減であり釣りの影響ではない。どれだけ増えてるかは別の機会に記録について書きますので、そこで増えていく推移がはっきりわかります。

最近、この10年ぐらいかな?荒川屋にも若いメンバーが増えてきて(若いといっても沖釣りなので30~40代)、新しい時代になっています。船宿の雰囲気もソフトで決して敷居は高くありません。その証明がファミリー、カップル、女性がリピーターとしてくることです。初心者にもレベルアップしたい人にも私を含めて常連さん達は何でも教えますよ。皆で楽しくそして技術もあがります。

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