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2022 0611/葛西橋・荒川屋釣船店/シロギス147尾(1本竿) [シロギス釣行記]

2022年6月11日(土):葛西橋・荒川屋釣船店
中潮:干潮8:35→満潮15:07、潮色:薄濁り、水温20.5 ℃
天候:曇り、風:北東~南西1~2m
釣座:右トモ、乗船者:13人
釣果:シロギス 12~23 cm, 147尾(1本竿)

 毎年、楽しみにしている東側浅場のトップシーズンが始まりつつあります。まだ本調子ではないですが気配はでてきています。様子を自ら確認すべく自身では今期初の盤洲(アクアライン付近の普通の浅場)でのシロギス釣りとなりました。現場は1日ほぼ無風ぐらいかつ潮っ気もかなり緩く(ほぼ流れなしぐらい)ベタ凪の湖状態でした。他船は1流し、2流しで場所移動で南下していくのですが(思うようには釣れないってことでしょうが)、本船はポツポツは釣れそうな感じがあったし、前日の他船の情報では潮が澄んで盤洲周辺は不調とのことでしたがこの日は適度に濁りもあったので粘りとおしました。結果的にじっくり作戦成功で景気づけになる釣果を叩きだすことができました。

 1本竿(ニュ-極鋭のH)、天秤振分け仕掛け(ハリス1号、20/50cm)、針は競技キスspの7号でやり通しました。1日とおして目立って派手な釣れ方はなかったのですが、要所は外さずプチ連発しつつ拾いまくって粘り強くコツコツと積み上げる釣りでした。船中は潮止まりの9時前後と上潮がなかなかきいてこない11時前後でペースダウン傾向、あまりの潮のなさに胴突き仕掛けを使うかということもほんのちょっとだけ頭をよぎりましたが天秤で投げまくって誘いまくってなんとか攻略しました。

「実釣」

 序盤は時間帯にはまだ下潮が残っているはずで潮色も良さげなので先ずは高活性想定で青イソの頭を切らずに3cmのエサ付けで様子見で開始しました。仕掛けを投入しカウントで水深を把握して誘いに入りますが実際のところ潮はほぼなかったです。ほぼ無風~微風で周囲の船の向きがバラバラです本船は風に立ててトモにずれる動きでした。2投目に1尾釣れましたがアタ1投1アタリまではなく丁寧に探る釣りでショ-トバイトのアタリで掛からなかったり、巻きバレもあり総じてアタリ強度は弱く食いが浅いようでポツポツのスタ-トでした。ということでエサは頭を切ってエサ付け、アタリに対して乗せるように大きなストロークで合わせて丁寧に巻く対応で確実に拾っていくことにしました。誘いとしてはゆっくりシェイクするように手前に数回刻みつつ止め、止めから次のシェイクに入る時や、止めから聞き気味に持ち上げると触るようなパタ-ンが多かったです。速い動きに追うような活性ではなかったです。

 船は微妙にズレながらじっくり流していき所々でプチ連発(3~5連発)があるので、気を抜かずに連発できるようにやっていきました。アタリが途切れたら広範囲に探ります。それから浅場で大事なこととして、投入して着底する時にできる限りラインテンションがかかるようにすること。ほぼ水深がかわらない場所を流すので例えば自分のカウントで10カウント(このときはフリ-フォ-ル)で着底することが把握できたなら、次の投入からは錘が着水前の空中にあるラインを少し抑え気味にする(サミングのような感じで押さえてライナー的弾道に近づけるイメ-ジ)こと、錘が水中に沈む時もサミング気味にして6,7カウントでべ-ルを戻して竿は立て気味にする。これでカ-ブフォ-ル状態で錘を着底させます。錘の着底に続いてハリスが馴染みながらエサが落下することで誘いになります。魚影によりますが投入地点近傍に魚がいて錘の着底と同時に即アタリがでるようなら活性は高いことが多いし、着底から数秒まってないとアタリが出ないなら活性はそれほど高くはない、というような判断材料にします。結果的に序盤から中盤までは投入時の着底点でアタリがくる率は低く広範囲に探る要素の方が効きましたが。

 流しかえながら序盤2時間程度で潮時としての潮止まり時間帯にかかるまでなんとか順調キ-プの時速25尾前後でした。風向きが振れたりするので船は右舷に流れたり左舷に流れたり一定しませんが、動きはかなり遅いので釣れた方向と距離で周辺を追いかけていけるので手返しアップしてできるだけ連発を伸ばすつもりで釣っていました。序盤はちぎれたアマモがかなり流れていて仕掛け回収で引っ掛かてきたので下潮の名残りはあったということだったのでしょう。アマモが9時頃になると邪魔にならなくなったので完全な潮止まりになったようでした。

 朝方現場周辺に集まっていた船が離脱していったので、中盤2時間は他船が流した周辺も探りながらわりと細かく流し替えての釣りでした。魚の出方がわるくなれば筋をずらしながらといった感じでした。釣れるパタ-ンとしてこれが平均的に良いというようなのはないのですが、しいて言えばエサを少し浮かせて見せるながら待ちの間をいれる感じだったでしょう。それを広範囲でやるということです。順調に積みあがって11時過ぎに1束到達していました。一般的な釣れやすさという点では序盤のほうが勝っていたと思いますが、自分のぺースは魚影なりで順調キ-プしていけました。

 終盤はとっくに上潮の時間帯にもかかわらず、すくなくとも表層はまったくそれらしく流れてきませんでした。やっかいなことに底潮も全然ないようで、ウミエラがかなり引っ掛かるようになりました。あるいはウミエラが高活性になる潮具合だったのか?(笑)この時間になって投入時フォ-ルへの反応が今日一で良くなりました。即アタリは少なめですが数秒待ちでアタリがでるか、でなければリアクションバイトを狙って聞き幅を調整してやると7連発まで伸びたりなどもあり、またしても順調キ-プしていけたのでした。ウミエラを掛けないように底を引きずらないように止めからのズラシはリアクションバイトを狙うことを兼ねて高さをだして聞くことで上手く合いましたね。縦のエサの動き主体で釣っていけました。最後30分ぐらいはやっと上潮っけがでてきて右舷側の人は少しぺースあがったように見えました。
 
 最終釣果は147尾、ダブルは7回ありました。この場所も潮さえ動けばさらに釣れそうでした。今日の潮っ気ならこの場所と他の東側浅目の場所全体で文句なしのブッチギリ釣果のようでした。トップシーズンこれからさらに期待できると思っています。
 
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