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280828/金沢八景・荒川屋/シロギス68尾(1本竿) [シロギス釣行記]

8月28日(日):金沢八景・荒川屋
若潮:干潮7:47→満潮15:23、潮色:濁り、水温26.0℃
天候:曇り、風:北東8~12m
釣座:右トモ2番、乗船者:6人
釣果:シロギス13~23.5cm、68尾(1本竿)

 台風前の8月最後に浅場最終戦のつもりでしたが、どうも平日の状況で浅場がダメになったようで、中ノ瀬で1日やり切って68尾でした。いやぁ、今日はとにかく潮型が悪すぎなのが最大のマイナス要素、なかなか当たらないワースト級の悪さで修行系の日でした。やることをやっても潮のコンデションで思うようなコントロールができないのでこのぐらいが限界でした。参りました。でもある意味でトップシーズンから夏の釣りに区切りがつけられました。(笑)
 
 8:30に中ノ瀬で開始しました。水深は18m前後で大流しできるわりとフラットな場所です。潮は上潮1本です。北東の風が朝のうち7,8mですが前日から吹いているのでやや海は悪いかなという感じでした。まずは天秤の定番仕掛けで始めました。1投目の投入から着底までで「うわぁ~潮型悪いな」とすぐに判断できました。ラインは表面でトモ側にあっというまに間に持っていかれ、サミングも効果なしで水深のわりに時間がかかって着底するし、着底感が不明瞭でモワっとしていました。ところが着底ですかさずボワーンとしたアタリがでて、合わせながら巻きアワセすると運よく掛かりました。二枚潮でラインがたわんでいる状態(海面ラインがトモ側でも仕掛けはミヨシ側の置いてきぼりのカーブ状態)です。

 上潮はまったく効いてないようで船の動きは風向きなりに(トモ流しでやや左寄り)速く動きます。上潮ではなく完全に下潮向きに動きながら1時間強の大流しになりました。海水より比重の軽い真水(雨水)が表層に被せていて、北東風続きで表層だけ速い流れができているのかなと思われます。スーパー二枚潮でラインは船下投入でも全く立てられません。表面はトモへ激流、底は本来の上潮は無い、風は10m平均で吹く悪い条件が重なってとにかくやり難い潮型でアタリは少なく拾い釣りの展開でした。そんな感じで11時ごろまで二流ししました。二流しめからは胴突き1本針にしました。ラインが真っ直ぐに張れていなくてもアタリが取りやすいですから。

 このコンデションなら投げずに船下主体でやるのが一番アタリを感知しやすいのでそれでやりたいですが、ラインが立たないしアタリは少なく我慢しきれません。横からやや潮先のトモ側へ斜めに投げて、少しでもトモ側を交わす位置で錘がある程度の間で止められるようにして(アタリ待ち気味にしておいて)、聞きでアタリを確認しにいくような釣りを主体にやりました。見ているとトモ流しそのものの釣れ方でアタリの出方は潮先最前線から平均して早くでていました。ただし、潮が速すぎかつ悪過ぎの状態だと、潮先で拾われてそのアタリの続きが私まで同じにまわるかは別問題でした。潮先側に入れておくほうが仕掛けは止め気味で魚に出会って食わせていけるのが重要だったと思います。

 少人数だから潮ケツ側(ミヨシ側)にラインを引っ張らせて待てばいいだろうというのは、ここまで潮が速く二枚潮では無理なことです。実際に、潮先側から入れて(みかけではラインはトモ側に倒れている状態)数回聞きながら釣っていると、ラインはすぐに潮ケツ側(ミヨシ側)に倒れますが、こうなると小さく聞いても最着底させることが不可能でした。ラインは当然たわんでいて真っ直ぐではないが表層はトモへ持っていかれて仕掛けが吹き上がった状態となり、竿先を送っても再着底しないのでラインをださざるを得ないのです。つまり、潮ケツ側に仕掛けが入ると(見かけよりさらに潮ケツにある仕掛けは)止め気味にできないし小さな誘いでも動き過ぎとなり、実際にほとんどアタリがでませんでした。ラインを出しすぎたらミヨシ側とオマツリしますしね。

 3流しめが今日の中では一番良かったです。開始から3連発して次もアタリが出ましたが掛けられず。とはいえ潮の流れが落ち着いたというか船の動きが遅くなってじっくり流せるような状態となり、その場にいる魚と勝負できるようになりました。上潮が少し効いて少しは風に逆らうようになったのではないかと思います。左トモへの動きは変わりませんが。ここで再度天秤にして、天秤本来の誘いの釣り(底から浮かないような誘いでアタリをとるしかないですが)をしてみあるとダブルも何回かあり、その後も流しきるまでポツポツと時にプチ連発がありました。それでも時速20尾程度でしたね。

 この状況が続けばギリギリ1束あるかもというところでしたが、午後から10m平均の風がやや増して波もやや高くなり、表層の潮はまた速くなり朝のうちとお同じような我慢の展開に逆戻りしてしまいました。午後はまた胴突きで釣りました。釣れだす要素がないのでやや早めに14:45で終了となりました。

 小アジ、イシモチがそこそこに活発でバレながらも各6、7尾釣れました。秋モードに変わってきましたねぇ。シロギスがこの数だと少々お邪魔かもね。船中ではホウボウ、小トラギス、メゴチ、パックンチョ、マルアジ、イナダ、などが混じりました。シロギスに食いついたタチウオを水面まで上げてきた人もいました。サワラの跳ねを2回見ました。にぎやかな秋の海になってきたのでしょう。今後はシロギス探索モードかな?

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