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東京湾シロギス「平成バブルの証明(その2)」西側の浅場バブル [記録]

 東側の浅場バブルについて書いたので、(その2)は西側の浅場バブルをふり返りましょう。

 時期的には東側より西側のほうが浅場に入ってくるのが早い傾向にあります。4月中旬から徐々に気配がでてきて、5月中旬~6月中旬をピークとして7月初旬までという感じです。サイズ的に良型主体で釣れだしますが、その分東側より数はでないというのが一般的です。釣り場としては一般的なのは富岡、小柴、横須賀、猿島周辺、上手では本牧、横浜、川崎(扇島)周辺もることがあります。東側に比べて根回りや海底の起伏変化があるのが西側の特徴なので、場所が狭いということもあり大流し向きなポイントはあまりなく、ピンポイント的なところも多めです。水深的には15m前後~5m前後を狙います。

 バブル期で魚が増えてきてからは5月のGWを過ぎるころから、一気に小型サイズがでてくるようになりました。それにともない釣果も上がり傾向、昔の相場なら70、80尾台釣れれば良い釣果で1束アップはなかなかなかったのですが、コンスタントに束アップするようになってきました。条件が合えば150~170尾台と延びることがありました。それでも根本的に東側とは比べちゃいけない比べたら地味ですが、西側はこれで十分にバブルといえます。

 そしてやっぱりバブルはずごかったという状況が出現したのです。回数的には少ないですが、昔の常識ではあり得なかった2束アップを叩けちゃったのです。西側で2束、この価値がわかる人は通です。23年の小柴沖での2束アップは9月初旬の釣果でした。トップシーズンはとっくに終わり、通常なら一番釣れない端境期でこりゃまた常識外でした。しかし、この年は5月に170尾台を4回記録していて西側の浅場ではバブルMAXな年だったのです。5月のその4回にもう一息条件が合えば、あるいはちょっとその前後の良い日だったなら2束アップだったでしょうが、その魚影の名残で9月に回答がでたというところでしょう。

平成23年7月10日 富岡沖 203尾
平成23年9月11日 小柴沖 201尾
平成26年5月 6日 富岡沖 202尾

 23~26年は西側浅場バブル全開の4シーズンでした。これって、東側の盤洲バブルと符合していると思っています。

 27年の西側の浅場は昔の相場にもどって80、90尾台はいくけど1束に乗せられない、そんな状況でした。そして今年(28年)の西側はご存じの通りなかなか釣果が伸びないのです。私自身も西側で1日じっくり釣りをする機会がないです。なぜなら釣れる場所でということで中ノ瀬周辺での釣りが多くなっているからです。各船長が西側でじっくり攻めきれないというのが実情です。とりあえず西側のバブルは26年までだったということです。

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