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240205/金沢八景・荒川屋/147尾(午前86尾、午後61尾)  [シロギス釣行記]

2月5日(日):金沢八景・荒川屋
大潮:干潮9:34→満潮15:05、潮色:澄み
天候:薄曇り時々晴れ間あり
風:午前は北~北東(5m前後でやや波はあるが凪)~午後は東中心に南東~北東(5~2m、終盤はベタ凪)
釣座:右トモ(乗船者:午前6人、午後15人)
釣果:シロギス14~24cm、147尾(午前86尾、午後61尾)

今日は凪に恵まれてきました。(笑)午前の1投めからダブルでロケットスタートが決まりました。下潮残りに時速40尾でぶっ飛ばしました。その後上潮時間帯は落ちギスモードの厳しめの食いでしたが、魚影が濃いので誘い方次第でまずまず、いや十分に好調といえる釣れ方でまとめちゃいました。午後の序盤はアタリのわりに掛かりが悪くちょっとペースが悪いスタートでしたが、だんだんと修正が効いてきてこのまったり潮なら快調ペースに乗って、終盤に下潮っ気がちょっとでてきてまた食いが持ち上がり気味でタイムアップとなりました。いやぁ楽しすぎ大満足、バッチリ決めました。147尾、東京湾で一番釣ったかな?

「午前の部」

 2本竿、天秤仕掛け(ハリス1号、針キススペシャル8号、枝針式全長60cmをメインで振分けを少々)、小柴沖の定番場所の水深は浅めで27mからでした。船下付近に投入して着底で2本ともアタリがでました。大きく高さをとって聞き合わせしてから回収するとダブルです。そしてここから7,8連発のロケットスタートが始まりました。置竿になるほうも20cm程度のタナを切っておくと、船の上下動で適度な誘いになり小さな早めのサワリが頻繁にでますがその後に食い込むのは3,4割です。ならば船下も手持ちでサワリ、モタレ、微妙な違和感から対処して掛けにいきます。誘いはシェイクか上下にゆっくり動かして、食わせる時はラインテンションが抜けないようにタナのキープを意識して止める。サワリ、モタレ、微妙な違和感を感知したら乗せるように大きく合わせます。竿先を下げずに巻き合わせするようなイメージで巻き始めましょう。

 船下のアタリが途切れたら緩いトモ流しですから、トモ後方へ投げて探しにいきます。着底後は定点シェイクで誘いをかけるか数回刻むような誘いをして止めて、(タイミングを計る意味もあり)そこから聞きあげる。これは前回書いたのと同じです。この誘い+聞きをワンセットとして数セット繰り返して船下まで探る。それと、今日は凪だったので早い動きを見せる誘いもあり混ぜてリアクションバイト的に触らせるのも有効でした。たとえ触って掛からなくてもその周囲に魚はいますから、そこを重点的に待ちつつまたシェイクで誘うと釣れたりしました。下潮はわずかに流れていて潮止まりに近づく序盤1時間は時速40尾と絶好調でした。

 この後は潮が止まってしまい魚の活性は落ちてアタリが減りはしましたが、探りながら誘いをかけていけばテクニカルにそれなりにポツポツと、良い所に流れ込めばパラパラ数連発込みで釣れる落ちギスモードで楽しい釣りが続きます。次の1時間は時速25尾ぐらいだったでしょう。しだいに上潮がトロリ程度は流れているようですが、上っ面だけのようでパックンチョも少々混じりだし、シロギスのアタリがでる間も開き気味ですね。突っ込みの動きですが人数も少ないわりにトモ後方と横方向も遠投で広く探り(ゆっくり待ち気味)ながらやったほうが拾える感じでたまにダブルで釣れたり、塊に入ればポツポツと拾い釣りで凌いでいました。終盤はかなり厳しかったです。あと10分コールで1本だけ胴突き仕掛けで投入してみましたが1尾釣れはしたものの、天秤で誘って釣る落ちギスの楽しさを味わうと、味わい深さは天秤のほうが勝つかなぁ。釣れる数は今のところあまり変わらないのかなぁ。状況次第ではありましょうが。半日86尾は文句のつけようがないですね。

「午後の部」

 風は東に変わりました。水深は29mから、船はわずかに左舷へヨコタへ動く程度かな。午後も2本竿、天秤仕掛けです。天秤で誘って反応させて釣るのがテーマでもありますから。左舷トモ寄りからパラパラと釣れ出しました。右舷側の私はいまいちアタリがでるのが遅い感じです。誘いは午前と同じで船がずれたところで船下でもアタリがでだしましたが、午前中より明らかに食い込みが浅いので掛りが悪いです。針はほとんど飲み込まれませんね。潮もトロイので広範囲を探す釣りを主体にして、投げてラインが出てる分だけラインテンションにいっそう気を付けて、そんな感じでやりました。だんだん渋いなりに良いペースになり時速20尾弱ってところかな?船中を見ているとかなり厳しい午後なのでありましたけどね。

 2時過ぎには本格的にもう潮は止まりで輪をかけて厳しくなってきました。さすがに手を打ちましょう。1本だけ胴突きにして天秤と比較して試してみよう。ここでセッティングしたのはいつもとちょっと違う短め仕様の2段の胴突き仕掛けです。幹糸はフロロの1.5号で下から「スナップ付きヨリモドシ・捨て糸10cm・クロスビーズ・間隔30cm・クロスビーズ・間隔30cm・ヨリモドシ」、ハリスは上下とも30cm弱でクロスビーズの間隔を超えない程度にしてみました。自分的にこの仕掛けで投げれば上針にもかなりヒットが見込めるのではないかと、検証しましょうってことなのです。1時間程度試したところ、この潮なし時間帯は胴突きのほうに分がありました。ダブルも2回あって、特別に弛ませる意識をしなくて投げていれば上下五分五分ぐらいの感覚で釣れました。データ数は少ないのではありますが。

 3時を回ってやや下潮っ気がでて潮替わりの変化で天秤仕掛けにもバタバタと連発するようになりました。さらに潮が流れることを期待して追い込み体制で、また天秤仕掛けに揃えました。ここで流し替えとなり、派手にアタリが続くとはいきませんでしたが、誘いをあまり入れずとも食ってくる魚が増えました。フォール直後のアタリも増え、払い出しで止め待ちすると明確にアタリをだすような食い方になってきたので、やっぱり活性は潮で変化がありいくぶん上昇していると感じました。今日は下潮がらみで食いが良くなる日でしたね。終盤にかけてKYモード的に上積みして終わってみれば61尾とまとまりました。

 型は前回よりはやや中型が多めではありましたが、中~良型主体でまずまずでした。魚は落ちギスモードと言ってよいでしょう。目が飛び出ちゃう魚もチラホラといました。午前は序盤に貯金できた人は半日なら十分な釣果でしょう。午後はかなり釣果の差がでています。釣り場の表面水温は土曜が9℃台ですが、日曜は9℃を切りました。でも30m前後でこれだけ食うのですから恐るべき魚影なのでしょう。やや深めの35~40mでも食っているようです。


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コメント(10) 
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コメント 10

ヒデ

SANSPO.COMの86尾 を見て、今日のSirogisuさん?と思いました。
ブログを見て86尾は午前中の成果に納得、東京湾で一番の釣果ではないでしょうか。
このところ東京湾にコノシロの大群が入り込んでいるそうです。
シログチも良く釣れるし、東京湾は絶好調という感じですね。

by ヒデ (2012-02-06 07:39) 

Shirogisu425

ヒデさん

かなり釣果に差がでる落ちギスモードになってきましたが、魚影が濃いので釣れ過ぎ?的に楽しめました。

コノシロが回遊しているそうですね。LTアジ船でも真っ赤な反応がでるそうです。昔、シロギスが釣れないときにA屋もお土産釣りで狙ってたそうです。社長が急遽、昔のカッタクリの針をだしてきて、午後船に積みこんでいったようです。でも、釣りたいというお客さんがいなかったようです。
by Shirogisu425 (2012-02-06 19:11) 

へいぞう

お疲れ様でしたm(__)m
楽しい釣りでしたね~。
落ちギス釣りたまりませんね。
この魚影の濃さならまだしばらく楽しめますかね?と思ってるとやっぱりやってくる激渋シーズン(笑)

コノシロの引っかけは懐かしいですね。角田船長の時代に経験しましたよ。30センチオーバーの魚をカットウで引っかけるから引き味はバツグンでした。
by へいぞう (2012-02-07 01:38) 

ツキジ

土曜日に私が行った状況では、魚が濃いポイント・薄いポイントが明確でした。朝一番で良いポイントに入る貞光さんは流石だし、食い気が下がった時に拾えるシロギスさんも流石。私の土曜日の1日分をAMで超えちゃうKY釣果に完敗です。
by ツキジ (2012-02-07 09:38) 

Shirogisu425

へいぞうさん

お疲れ様でした。
楽しかったねぇ。魚がいっぱいいる現在の落ちギスモードだから、激渋ががってきても、悶絶できないかもしれないぐらいの数は釣れるかもしれないね。希望込みですが。(笑)

私はコノシロやったことないんだよね。札幌にいたころにコノシロ釣ってるんだと眺めてましが、札幌から年末年始帰省のときしか釣りしてないので、その時期だと激渋かつお魚薄いという時期に遭遇しなかったということね。
by Shirogisu425 (2012-02-07 19:14) 

Shirogisu425

ツキジさん

土曜日お疲れ様でした。皆さんの情報は貴重です。小柴沖も広いし水深もアップダウンしてるので、その中で船長の判断で場を決めていって、そこでどんな感じで釣れるのか、生情報ですから。

土日の全体の船の範囲と釣果を見てると、1日やってれば日による違いも場所による違いもあまりでないぐらいに、広範囲に相当な魚影はありますね。その日の大外れなポイントでないかぎり、じっくり流していって濃いところ薄いところはやはり本船も明確にありましたよ。

結局のところ、数の伸びはKY度によって決まるって感じですね。釣れるところでバンバン釣りきる。釣れないときも拾って積み上げておく、ちょっとした状況変化で食い気がわずかでも上がればアクセル踏む、そのトータルですね。
by Shirogisu425 (2012-02-07 19:26) 

小物だいすき!

シロギスさんのブログは時には、懐かしくも思い、ありがとうございます 
コノシロ、やってみたかったです
タイミングが合わなくてやったことないんです
やりたいお客さんが居なかったというのは( ̄▽ ̄;)
時代なんですかね~?






by 小物だいすき! (2012-02-08 01:49) 

Shirogisu425

小物だいすき!さん

タイミングあいまませんでしたか。小柴丸の情報では15,6年ぶりに大群が回遊ということですね。イシモチ船で一定時間狙ってますね。A屋の社長が「この時期はエサでは食わないから引っかける。」と言ってました。へいぞうさんもそう書いてますね。

お客さんも昔のことを知らなければなじみのないものにはバイトしないのかな?それともアジに集中か。泳がせでヒラメ釣れないか聞いてる人はいたけど。(笑)

同じカッタクリという言い方で昔は太刀魚をやっていました。こちらは米元丸で何度か経験しました。引っかけるのではなく、今ならメタルジグをフォールで食わせる釣りですね。
by Shirogisu425 (2012-02-08 20:17) 

サト

日曜はお疲れさまでした。

午後の釣れ具合を振り返ってみても誘いに反応する魚がまだまだいるのでテンビンをメインとした釣りを継続的に繰り返して、状況に応じて胴付き、または仕掛けのチョイスなど的確に判断しつつ自分のペースに持っていけるようにまた頑張ります。潮が無いと掛かりも浅く抜けちゃうのも多いので、その辺も課題として落ちギスを楽しめたらとも思います。そう!楽しみます。
by サト (2012-02-08 22:54) 

Shirogisu425

サト選手

ハイ、お疲れさん。

魚はまだそれなりにやる気はあるよ。チョイ渋楽しいぐらいかな。(笑)これを攻略すれば、もう少し渋さが増してもまだ楽しめる。それを繰り返すと激渋もちょっとは楽しめる。悶絶しながら。(爆)

自分の形で楽しめばいいよね。
by Shirogisu425 (2012-02-09 22:08) 

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