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301030/金沢八景・荒川屋/シロギス122尾 [シロギス釣行記]

10月30日(火):金沢八景・荒川屋
小潮:満潮9:05→干潮14:16、潮色:澄、水温20.4℃
天候:晴れ、風:南西10~南4m
釣座:左トモ、乗船者6人
釣果:シロギス12~24.5cm、122尾


 代休で平日の出撃は久々、かつ1日船も久々ということでした。10月のシロギスの本命ポイント中ノ瀬は悪くはない(むしろ今年の魚影からすれば良いかも)と見ていましたが、そろそろプレ落ちに向かっての気配がでてくるかもしれないので状況チェックもかねてでした。結果はバッチリな束釣りでした。

 早朝は凪だったのですが出船前から南部で南西風がかなり吹いてきました。朝のうちだけで風は収まる予報ではありました。7:50出船でとりあえず風陰の富岡沖から開始となりました。

 仕掛けは天秤、振分け20/50cm、キススペシャル8号で1日やりました。

 潮止まりにかかる時間帯かつ西側の魚影は薄いので忍耐系覚悟の予想で1本竿で丁寧にやりましょう。波は低いですが風はやや強めなので投げすぎ厳禁のラインコントロール重視です。1投目でじっくり系アタリ待ちをしていると、いきない引っ手繰り系のアタリでヒットしたのは23cmのグッドサイズでした。おっと意外にここで釣れちゃう?と思いきやありがちな1投目だけで、その後は筋を細かく替えながらポツリと拾うのがやっとの展開でした。最初のは別として基本的にアタリが微弱なため、錘が底からズレて動き始める感触を感じられる程度のスロー&ソフトな横の動きで、「コッ」ぐらいのアタリを感知しにいきます。落ちギス全開的に繊細すぎる。1時間ちょっとで5回細かく流しかえて最後の流しが4連発があって少し下潮っけになったのかな?というところで10:35に見切りをつけました。風も気持ち収まったようで本命の中ノ瀬へ向けました。

 9:50に中ノ瀬の中央部周辺で開始しました。1投目チョイ投げからアタリがでて20cmをゲットしました。潮ケツの1本竿で丁寧に横へ低く聞くパターンで順調にアタリがでました。下潮も適度にあって断続的に短時間にアタリが集中するような場所を通過していきます。右トモの2本竿を見ていると船下置竿でも魚のほうからアタリをだしてくれるような場所もありました。小潮回りでいつ潮っ気なくなるかもわからないし、午前中で今が勝負時ということで久々に2本竿にして良い場所で速攻パターンで稼ぎましょう。2本竿で午前中は船下~チョイ投げまでで時速30尾ぐらいのペースがありました。お昼で70尾ジャストでした。

 昼過ぎから潮が緩くなるとともに徐々にペースダウン、投げる距離も出しながらピンポイントを追っかけながらの釣りになりました。午前中は明確なアタリも多かったですが、午後は2本竿でのピンポイント打ちをしながら渋めの弱いアタリが出せるか取れるかの勝負でした。船中がガックリとペース無しでもポツリポツリと積み上げていきます。13時ぐらいで潮がほぼ止まったようで分しばらくシロギスのアタリも激減してパックンチョが目立ってきましたが、なんとか拾っていって13:50に1束クリアしました。

 14:15に流しかえたところで、良い場所に入ったようで船下5連発スタート、早めに上潮っ気になったような動きもありました。美味しい外道のヒラメ(48cm)が混じり、終盤はややペースアップして14:45に122尾で終了となりました。

 型は大中小混じりですが、ピンサイズはわずかで基本的に良型以上が中心、22、23cmサイズ多数でボリューム感バッチリでした。船中ではホウボウとイシモチが少々混じり、サバフグの被害はほぼなかったです。小鯛(18~24cm)は20枚ぐらい釣れました。

 縦の誘いや聞き、強め速めの誘いをし過ぎると外道にやられやすい傾向なので、ゆっくり横系(底付近)に探って誘っていくのが今の基本かなぁ。

 

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いけちゃん

初めまして。ブログで、動画で、いつも勉強させて頂いております。名人がどのような釣りをしているのか詳細に記述された記事は本当に貴重で興味深く、何度も読み返しています。私は今年から釣りを始めたのですが、このブログに出会わなかったら釣りにハマることはなかったと思います(今は毎週船宿に通っています・・・)。今後もブログ更新、楽しみにしております。特に明日はシロギス釣行予定なので、今回の記事は非常に気になっていました。
by いけちゃん (2018-11-02 21:44) 

Shirogisu540

いけちゃん

初めまして。ブログをご覧(熟読)いただきありがとうございます。人生何事も出会いは重要ですよね。良い出会いになっていれば嬉しいです。今後もブログは更新していきます。

私は明日は陸仕事で釣りにいけませんが、シロギスは今日の状況からして明日も期待できますので頑張ってください。


by Shirogisu540 (2018-11-02 22:08) 

高橋圭太郎

初めまして。私も今年になって船シロギスの面白さにハマってしまった一人です。名人の動画を何度も繰り返し見直しては金沢漁港から出船していますが、特にこの秋に成ってからの落ちギスには大苦戦しておりつ抜けするのがやっと…という成績が続いています。細かい当たりを拾い過ぎるのか、外道のパックンハゼやフグは連発しますがカラ合わせが多い現状です。
何か良いアドバイスがあればお教え頂けませんでしょうか。初めてで厚かましいお願いで恐縮ですが何かヒントを聞かせて頂ければ幸いです。
by 高橋圭太郎 (2018-11-03 01:08) 

Shirogisu540

高橋圭太郎さん

初めまして。コメントありがとうございます。
シロギス釣りの面白さにハマってくれる方が1人でも増えてくれればとても嬉しいです。

今年の秋は例年より圧倒的に外道が多いのが特徴です。傾向的には縦へのアピール度が高い誘いは外道の餌食になりやすいです。そんな状況でシロギスは魚影こみで食いは必ずしも高くはないので、シロギスに対しては遊泳層はあるとてもベタ底を誘うぐらいの意識のほうが良いようです。ですから、横へのゆっくりして動きとしっかりラインテンションキープをした止めのバランスをとる。どのぐらい止めの間をとるかどのぐらいの速さで聞きながら誘うかは経験によるバランスということになってしまいますが。

止めることは誘いの一連の動作の中でのことなので、止めも誘いというか食ってくるの促す時間だという意識で、誘い後のラインテンションキープでアタリ感知がしやすい良い止め方が身につくと変わってくるかと思います。

今週の自分が行った日の感じと情報網だと、外道はだいぶ減ってきたかもしれないです。シロギスの食いも上向いてきたように思います。であれば縦+横の積極的な誘いを試して、反応鈍いようなら誘いの強度や速さ幅を落としていく、止めの間を長めにしていくそんな対応が基本になるかと思います。

今後もお気軽にコメントいれてください。
by Shirogisu540 (2018-11-03 22:06) 

高橋圭太郎

Shirogisu さんご返答頂き有難う御座いました。此方のブログを良く良く読ませて頂き、フィールドで一つずつ試して勉強したいと思いました。
有難う御座いました。
by 高橋圭太郎 (2018-11-04 23:50) 

いけちゃん

土曜日に広島屋から出撃してきました。
オモリを止める時間を長くして、スローな誘いを意識して挑みました!
前半は、アタリが弱々しかったにも関わらず、時速10匹弱の好調なスタートでした。
中盤はイシモチばかり釣れる時間帯がありました。
後半は活性が上がったのか着底で即アタリもあり、また時速10匹弱のペースを取り戻しました。
トータルでシロギス42匹、イシモチ11匹、小鯛が4匹、ハゼ2匹でした。
9月にトータル十数匹の釣果が続いたのですが、止めの時間が短く、結果的に縦へのアピール度が高い誘いが中心になって外道の餌食になっていたのだとShirogisuさんの解説で分かりました。
9月ぶりのシロギスでしたが、今回はひとつ壁を越えた感触があり、自分なりに納得できる充実した釣りができました!
また、イシモチは潮止まりの時間帯に釣れやすいのかなと思っていたので、中盤の展開は意外に感じました。
by いけちゃん (2018-11-05 19:13) 

Shirogisu540

いけちゃん

お疲れ様でした。広島屋さんでしたか。

昨年9月に広島屋さんへ行きました。初めてでしたが大型交じりで楽しませてもらいました。

納得、充実の釣りができたならなら何よりです。水温低下とともに外道は少なくなると思います。パックンチョは居座るでしょうが。(笑)外道少ないようなら縦系の誘いも入れていくといいです。

経験的には、イシモチは潮止まり前後に増える傾向があります。それまで食っていたキスが食わなくなるとイシモチのアタリ(潮がないので微妙)が増える。パックンチョもそうなので、ともに潮がなくなった指標になる魚の位置づけです。ハゼ系、メゴチ系もそうです。

今後もお気軽にコメントいれてください。
by Shirogisu540 (2018-11-06 20:34) 

高橋圭太郎

11日の日曜日、私も金沢漁港・進丸の午前船に乗って来ました。何時もは天秤仕掛けオンリーの私ですが、初めから胴付き仕掛けで初挑戦!潮も少し速い模様なので18号錘と40mmハリスで横の動きと止めを意識して挑戦してみました。クワセ系の竿を使っているせいか、小さな当たりを終始感じるのですが、持って行くまで出来るだけ合わせずに止めて待って、約2時間で18匹まで好調に数が伸ばせました。10月の二回の釣行では三時間で10匹がやっとだった事を考えると明らかに良い釣果が得られました。ミヨシだった事もあり遠投多投で横にズル引きして攻めていたせいか胴付き仕掛け接合部が切れたのを機会に、ラストに向けて天秤仕掛けに変えて挑戦。ブログにある様な、太めのアーム。ゴム管で錘の遊びを殺し、天秤が立つ様に調整してみましたが此方は不発。当たりが極端に出なくなり、25cm程のチャリコを釣って納竿となりました。前回のサメ×2匹やパックンの猛攻も無く、外道はチャリコ1匹のみと言う極端な結果となりました。
by 高橋圭太郎 (2018-11-14 21:26) 

Shirogisu540

高橋圭太郎さん

お疲れさまでした。良い結果が得られたようで何よりです。先週末は大潮でしたね。潮が速いときに胴突きでアタリ感度が良いでしょうから、早合わせしちゃうと抜けることも多いかもしれないですね。アタリがけっこうでるならエサを小さくしていくことで掛かるアタリに持ち込める率が上がると思います。

第二海堡の上手はかなり魚はいるようなので、またチャレンジしてきてください。
by Shirogisu540 (2018-11-15 20:02) 

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