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2019 0105/金沢八景・荒川屋/シロギス167尾(2本竿) [シロギス釣行記]

1月5日(日):金沢八景・荒川屋
大潮:満潮5:19→干潮10:31→満潮15:58、潮色:澄、水温11.9℃
天候:曇り、風:北北西4~東2m
釣座:左ミヨシ、乗船者:14人
釣果:シロギス12~24cm、167尾(2本竿)

 年末、前日に気配がよかった小柴沖を朝の1時間20分で3カ所様子見をしたところ、前日のように束釣りできるような食いが船長目線でないということで、その後は中ノ瀬へ移動して順調に釣れました。


「小柴沖について」

 年末30日の常連大会で最後の1時間ほど小柴沖で釣ったところ、潮無しかつ人数多めの状況でも1本竿で20尾前後釣った人が数名、中ノ瀬より食い気も良い感じでした。しかも船中で25cm級サイズ(最大26.5cm)が5,6本混じり、22、23cm級多数という手応え十分、ここ数年はダメだった小柴沖の落ちギスが復活かという感想を船長も我々も持ったのでした。中ノ瀬が不調とかシケの日などで保険になる場所はあるにこしたことはないです。

 荒川屋の初釣り2,3日は小柴沖も様子見しながら中ノ瀬メインの展開でしたが、中ノ瀬の年内に攻めていた南東部がどうも解散模様で徐々に上手へ場所探しだったようです。そして4日は小柴沖を1日攻めたところ竿頭101尾の束釣りがでました。30日の様子だと束釣りできると予想していたことが現実となっての翌日5日を迎えたので、小柴沖で120尾ぐらいはいけるでしょう、2本竿ならあわよくば150尾という妄想的?目標で釣り開始となったのです。(笑)

「小柴沖実釣(3か所)」

 小柴沖のやや浅目(20m前後)のピンポイントで8:20に開始となりました。2本竿で天秤2本針と胴突き2本針で始めました。1投目からアタリあるはずの場所と期待していたのですが、数投入れ替えてやっとアタリきて22cmをゲットしました。しかし後続なく、30日に大型がでた場所なのですが見切るしかない状況でした。
 やや南下した場所ここも30日に良い感じで釣れていました。ここも数投げ探るとアタリがでてきましたがアタリは続かず、天秤と胴突きの両方で1回ずつダブルがあるにもかかわらずそのダブルがきたタイミングで2本竿を想定した場所へ投入してもアタリが続かないのでした。下潮は表面だけトロリぐらいありますが底潮がないようで、パックンチョ、サビハゼ、リュウグウハゼ、潮無し3点セットが食ってました。ここはじっくり気味に流して11尾釣れましたが朝からこれでは束釣りペースになならないでしょう。
 ダメ押し?で30日にはやっていない落ちギス定番ポイントの少し沖側を流しました。ここも型を見るのがやっとぐらいで3尾釣れただけでした。
 9:40mまでで計15尾で小柴沖は本日は見込みなしということで中ノ瀬に向けました。

「中ノ瀬実釣」

 年内よりやや北上した場所で9:50再開しました。ここでは2本竿胴突き2本針です。1投目着底地点でアタリがでて17cmをゲットしました。2本竿で順調にアタリがでて時速30尾アップぐらいのペースでした。下潮はまでそれなりにトロリと流れていて左トモ潮先でズレていっていました。下潮時間帯では最初の流しが一番順調というか割と苦労せずに釣れる状況でした。2本竿交互にゆっくりとした聞き上げで居食いにも対処、1本回収で置竿になる竿は潮ケツポジションなので程よくマイナステンションとしておき(回収時に引っ張られてプラステンションになるべくならない程度に調整)、待ちの間がとれる2本竿ローテーションです。ただ、スイッチが入ってバリバリ好調になるまでのことはなかったです。潮ケツに入るからかな?

 流しかえながら、干潮は10:31ですが下潮はまだまったりとあって船の動きは左トモ潮先で沖へ向かってズレていきます。2流し目以降は回った直後のブッコミから数投はすぐにアタリがでますが、流し込むほどにアタリのでる間が空くようになってきました。2本竿を活かしてアタリのでた位置は集中的に攻めてプチ連発して、空白がきてまた良いとこを探ってプチ連発とそんな感じの釣れ方で、時速30尾ペースはほぼ維持できても食いは少し渋めになっていってることへの対応と探し度がアップしての釣りでした。

 下潮が完全にとまったと感じたのは12時近くでした。今日は上潮が相当きいてこないのか?気配がないので海面は湖状態の潮無しのため微風でトモに下がっている状況が続きました。少し沖側に筋をずらして流したりしながら上潮待ちでした。潮止まり時間帯はパックンチョ、トラギス、小メゴチが潮無し3点セットでした。シロギスは居食い度アップ、特に大き目サイズがベタ凪の船下でさえも音無しの構えでゆっくり聞き上げ始めに「重み」だけそんな食い方も目立ちました。広範囲を探りつつも船下の意識も加えて、ななんとか時速30尾をキープしていきました。12:35で1束クリアしました。良い上潮が流れて潮先バリバリモードがきてほしいなぁ。

 終盤の上潮時間帯は船の動きが悪かったです。年末からの傾向で上潮いまいちきかないかな?風向きは東に変わってきたのもいけないかな?目測だとほとんど同じような場所にとどまっているように感じるぐらいでした。凪ですから遠投も交えて探して拾い集めることに徹しての釣りでした。船中でもアタリはかなりで難くなっていました。ただやっぱり一応潮先なので、船首方向と横方向を広角気味に使って探し間まくるとプチ連発するところがあるので、そこは速攻度を上げて魚影的に釣れる分だけは釣りました。ということでバリバリは無理としても全体的に厳しい目な終盤も時速30尾前後をキープして、14:50に167尾で終了となりました。

「実釣後」

 船中トップは左トモのA君で176尾ででした。私はやることはやって9尾及ばず2番手でした。こういう日もありますよ。A君はいろんな釣りの修行はかなりしているそうです。私は初対面でしたが1日の釣れ方を聞いたところ、中ノ瀬での前半の下潮潮先と潮無しトモ下がりでかなりなハイペースで釣れたそうです。少し小さ目サイズが多めだったとのことですが着底フォールでかなりアタリがあったとのことでした。それに対してミヨシ側は潮回り直後こそ良い食いですがそのまま続かないことがそれで納得できました。1日の食いの傾向としては午前中のほうが良く午後から渋めでした。午前中に潮先で活性のある魚をしっかり釣り切ってのハイペースを確立していたため、流し込むにしたがってミヨシ側は活性の良い魚を抜かれてから釣るのでペースが上がらないということです。もちろんA君が潮先を活かしてしっかり釣り切る実力を持って潮先ブロックをかましていたということです。

 近年、荒川屋に若手も増えてきましたがせっかくの潮先を活かせていない場面も多々あるので、この日のA君はお見事でした。

 貞光船長とも状況確認しました。「今日は上潮きかなかったし、下潮がらみの潮先(トモ)にいて午前中の食いの良い時間帯でバリバリやれるほうが有利だった。午前中にバリバリやってたよ。」私が1束届いた時点で数十尾の大差が開いていたそうです。「午後の食いがあのぐらいじゃ普通の人なら全く追い付かないけど9尾差まで詰めちゃうからね。あと30分あったら、または上潮がもう少し流れたら逆転できたね。」

 若手の皆さんが頑張ってくれて、こういう展開に巡り合うとまた釣りのモチベーションが上がるなぁ。

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2019 0103/葛西橋・荒川屋釣船店/シロギス220尾(2本竿胴突き仕掛け) [シロギス釣行記]

1月3日(木):葛西橋・荒川屋釣船店
中潮:干潮9:00→満潮14:38、潮色:澄、水温:12.4℃
天候:晴れ、風:北中心1~4m
釣座:左ミヨシ(乗船者:8人)
釣果:シロギス10~24cm、220尾(2本竿)

 2019年、明けましておめでとうございます。今年もシロギス釣りの情報発信をしていきますのでよろしくお願いいたします。

 さて、初釣りに行ってきました。年末27日と同じ中ノ瀬周辺で220尾の最高のスタートをきれました。

 昨年の初釣りも同宿からでて好調でしたが、その時に胴突き仕掛けが良かったことと今年も水温が12℃前後と低下してきたこと、さらに今期は「プレ落ち」の活発な釣りやすい食い気にはあまりならず基本的には居食い傾向の落ちギスモードであることがわかったので、今日も胴突き仕掛けオンリー(2本竿2本針)で釣りました。冬場は昼間の潮位差が小さいく傾向として湾内の潮はあまり速くは流ない傾向なので、仕掛けの仕様は短めにしています。「参考までに、上のサルカンから幹糸35cmにクロスビーズを介して上ハリス30cm、幹糸40cm間隔にクロスビーズを介して下ハリス35cm弱、捨て糸10cm程度にスナップ付きサルカンです。」

「実釣」

 開始直後はすぐにアタリがでませんでした。2,3投入れ替えて広範囲を探るうちにポツポツと釣れだし、流し込むと時たまプチ連発とそんな感じの釣れ方でした。2本竿で時速30尾アップ程度はあるので派手さはないですが順調でした。下潮残りの時間帯でトロリとトモ流し、濃い場所に乗っかるか何かのきっかけでスイッチが入ることを期待してとりあえずこのペースを維持していきましょう。型は大中小混じりで良型以上がかなり混じりました。食い方は基本的に居食いのため、ラインはゼロテンション~マイナステンションとして、聞く時は数十センチはゆっくりとして居食いの「重みだけ」や「クッ程度」の微妙な前アタリ段階を感知できるようにして、そこから乗せていくようにしました。アタリがない時は大きく聞きあげて場所ズラシの再着底でエサの落下を見せて誘いとします。意識的に小突きや叩きの誘いを定点で入れてエサを見せる方法もありますが、竿先の動きがあると前アタリを感知できなくなること、誘いの効果はあるものの仮にアタリがでてもそれは割と明確な逃げアタリのことが多いのでは針掛かり率がかなり下がります。それならば針掛かり率が高い前アタリや弱いアタリで掛けていくほうが数は伸びます。要するに、胴突きのメリットであるエサが底付近に漂うことの誘い、居食い状態の魚の微弱な吸い込で魚は違和感を感じにくいことを最大限にいかして、逃げアタリをださせないような釣りで掛けていくということです。天秤でアタリがでる時は魚は錘の負荷が加わった違和感があるはずですし、居食いで動かない魚に対して天秤はオモリを持ち上げてハリスを張りながらアタリを感知しにいくので違和感を与えにいくようなものです。胴突きではゼロテンション~竿先に錘の重みが掛かってくる過程の竿先の曲がり=プラステンションになりかけるまでで、ほぼ錘の負荷を魚に与えずに微弱系アタリ感知できる。

 流しかえながら順調続き、逆に言えばバリバリ好調モードにはならない展開が続きました。潮止まり時間帯は食いが落ちましたが、遠投を入れながら探して探せたらその方向と距離に2本竿を集中してパラパラと速攻で釣ってしまいます。空白とパラパラの繰り返しでもなんとか時速30尾近くまではキープできていました。上潮待ちの体制でしたがなかなか上潮がきいてこないのでした。

 さて、終盤1時間程度にさしかかった12:30ぐらいで上潮で船が動くようになってきました。風がそよそよしてきても少しツッコミで動くようになったらとたんに魚の食いが上がり、チョイ投げ程度で投入をするたびに早めにアタリがでてほぼ途切れないアタリ方になってきました。わかりやすいそして釣りやすいラストスパート体制に入り、終盤を時速50尾、投入で即掛けてダブル狙いを含めて2本竿のローテーションが回り瞬間的には時速60尾ペースもという感じで入れ食いでした。まだまだ食うはずでしょうが13:30に220尾で終了となりました。


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