SSブログ

2020~2021年落ちギスシーズンはこのままプレ落ちは無しかな? [釣り雑感]

 多くの方々にブログをご覧いただきありがとうございます。日々の閲覧数は1000以上、最高で2000近くになったりしています。想像するに落ちギスの様子が気になっているのではないでしょうか。落ちギスの実釣情報を発信していきたいところですが実は初釣りをして以来、すぐに緊急事態宣言が発令されたことで釣りに行っていませんので悪しからず。

 関東の釣船(船宿毎に定員減、検温、消毒、マスク着用呼びかけなどの対応)でコロナ感染は知る限りではでていないので、船上(屋外)は密ではなくマスクをしての会話は最小限で感染リスクは非常に低い(ただしゼロリスクではない)ということが約1年間のエビデンスとして蓄積されたと言ってもいいのかと思います。だからと言って私が船釣りは安全ですから釣りに行きましょうと言えるわけではないですし、ご存じの方はご存じのとおり私の本業の関係で今のコロナ包囲網的状況下で限りなく低いがゼロリスクではないことを考慮したら釣りは自粛とせざるを得ないのです。
 「車で行き返りの立ち寄りなし(休憩や食事など)、マスク+消毒の徹底、船上ではソーシャルディスタンス(キス竿ディスタンス)と最小限の飲食と会話」ならば船釣りは1000%安全と誰か言ってくれないかな。(爆)2月7日に宣言解除されることを願っています。

 ということで船宿の釣果情報とコメント及び信頼できる現場の生情報に私のこれまでの経験を加えると高精度に状況は把握できます。今期(前年初冬~現在)の落ちギス状況をどう判断しているか書いてみます。
 
 まずは私が釣ったとして今どのぐらいの数を見込んでいるのかから、ズバリ1束前後(1本竿で1束攻防戦)です。場所としては年末から木更津沖周辺、中ノ瀬周辺(瀬の上と中ノ瀬航路を渡った富津側)です。実際の釣果を見れば先週末までの3週で上位の釣果は80~1束程度と落ち込みはないです。2本竿の釣果が大幅に伸びるような状況でもなく1本でも2本でも竿数に応じた釣りができていれば大差はないと思っています。これは年末から同じことです。船によって(釣り手)によって竿頭釣果で30~100までのような大差がつくことも変わっていません。これは経験と攻略度の違いがもろに出ている「落ちギスモード」主体だからです。

 つぎに今の落ちギスのモードをどれぐらいで想定しているかですが、落ちギスをザックリと易しいほうから3段階「プレ落ちモード」、「落ちギスモード」、「激渋モード」にわけて考えます。

「プレ落ちモード」とは仲間内での造語です。本格的な落ちギスモードの前だからプレ、越冬準備の荒食いなのでプレです。早い年では晩秋11月の中旬以降、近年は遅い傾向で12月下旬から1月初めに20m前後~25mぐらいの水深に魚が集結し魚影が濃くなり食い気が上がって数釣りモード(目安としてトップは2束の釣果)になることです。昨シーズンは1月に入っていきなりスイッチが入り始め、船団で流していれば2束アップの船多数でした。魚影が濃いと競ってエサを食うためかそこそこに高活性で竿先に明確系の分かり易いアタリがでる確率が高いです。プレ落ちの始まりなら天秤仕掛けでも十分に勝負になりますし、むしろ胴突きより一荷率は高いでしょう。水温低下に伴いアタリの強度が弱くなっていくにしたがって(居食いでアタリをださないことも)胴突き仕掛けが有利になりますが数は釣れます。

 今シーズンは年末からすでに居食い度が高めで胴突き有利であり、魚の密度もそれほどあがらず数も伸びてこないまま推移しています。年によってはトップで2束の釣果にならない魚影のこともありますが、スイッチが入った食い方への変化は確実にあります。この様子だと今シーズンはこのままプレ落ちは無しかな?

「落ちギスモード」今はまさにこれです。例年なら「プレ落ちモード」が終わってから本格的な「落ちギスモード」になるのですが。所謂「渋楽しい」~「難面白い」釣りで、ほとんど居食いの魚が多い中でいかにアタリを出すか、いかにアタリを感知できるか、いかに掛ける率をあげるかテクニカル要素いっぱいの釣りです。ただし、居食い度は高くてもエサを追わないだけで、目の前のエサには口を使ってくるそれなりの食い気はあるので黄金パターンにハマればお一人様入れ食い状態なんてこともありえます。釣り方次第で攻略する余地のある食いということです。ただしそれが長時間続くことは少ないので所謂時合的なものや潮の変化などのきっかけ、ちょっとした要因をとらえて連発モードに増幅させて、短時間でもメリハリのある速攻(例えば20分で15尾とか)で稼げたりします。

「激渋モード」水温が落ちきった2月中旬~3月ぐらいに「落ちギスモード」から難攻不落な極低活性に一時期なります。端的に言えば居食い度全開、吸い込み極弱、巻き上げ中にほぼ引かない、掛けるタイミングがバラバラでバレが多発するような状況です。低活性の指標は魚が水圧変化に耐えきれず目が飛び出し気味になることです。近年は「激渋モード」の期間は比較的短い傾向ですが。

 そして通常だとこの後に春の潮への切り替わりでターンオーバーが起こって不安定な状況になっていきます。

 ではなぜ、今シーズンは「プレ落ちモード」にならないのか?単なる仮説の域は出ませんが、11月にフォールターンオーバーというこれまでに経験のないことががあったことをすでに書きましたがそれが影響した可能性はあります。
https://shirogisu-fune.blog.ss-blog.jp/2020-11-29

 10月までの釣れ方からして前シーズン並みに十分に魚はいました。釣果も十分にでていたので今年は久々に早めの「プレ落ちモード」になるのではないかと期待していたぐらいでした。そこへターンオーバーが数週間続きました。その時の釣れ方と場所の推移を考えるとおかしな魚の動きがあり魚が散らばってしまったのかな?ターンオーバー中の11月中旬から、ターンオーバーがおさまった後の12月中旬ぐらいまで、木更津沖のある範囲から下手方面のそれまで好調に釣れていた場所から魚が一気に動きました。あんなにいたのにもぬけの殻みたいに型見るのがやっとな場所ばかり。私はその期間は巡り合わせで下手展開で探して釣っていたので、アレっ!この激変ぶりは何?と感じていました。その一方で木更津沖でも東上手展開していた船は釣果上昇で2束前後まででていました。そこは下手展開していれば見えないぐらいの離れた場所の平場16、17mでした。ターンオーバーで木更津沖のある範囲からそちらへ動いたのか、はたまた浅場の魚が押しだされてその周辺に集結気味だったのか、相乗効果か?とにかくそこは釣れていたのです。でもそこは場所的に水深的にプレ落ちではなくむしろ落ちに向かう一時的な滞在かな、結果的にはそこからも動きました。水温の下がり方が遅かったとはいえ近年このように遅い年もけっこうあります。前シースンもそうででしたが、その後にプレ落ちで居心地よく固まることが今シーズンはないのです。魚の気持ちは魚に聞かないとわかりませんが。(笑)

釣りブログ村のブログランキングにも参加しています。下記バナーのクリックにご協力ください。
にほんブログ村 釣りブログ 船釣りへ
にほんブログ村
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。