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STAY HOME

ご無沙汰しております。サラッと近況報告的に。

3月20日以降、週末とお休みはSTAY HOMEしております。平日は基本的に出勤して職場のコロナ諸対応のBCP最前線ってとこです。職場も人は最小限です。言わずもがな、個人レベルの問題ではなく「感染しない。感染させない。」ことが最重要です。

早くこれまでどおりに釣りにいける状況になるのが理想的、そうなることを願ってます。
その時に備えてブログを読み返してSTAY HOME、海も魚も逃げませんから。
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牡丹

はじめまして。
何時も詳細なレポートありがとうございます。
小生も STAY HOME 実施に伴い、時間に余裕ができたこともあり、過去のブログを拝読させていただき、釣行再開に向けてイメージを膨らましているところです。

そんな中、STAY HOME という折角の機会ですので、以前から質問させていただきたかった事を以下コメントさせていただきます。
不躾な質問となってしまいますが、お時間に余裕がある時にでも、ご教示いただければ幸いです。

低水温時の居食対策。
小生は、その日の状況に応じたタイム釣りになりがちで、アタリを獲って掛ける頻度がどうしても下がってしまいます(仕掛けも胴付に偏ります)。
このような状況下、Shirogisu540 さんはどのようにアタリを作り出し、視認しているのでしょうか?
文章にするには難しい感覚的な領域ですが、何かヒントをいただないでしょうか。

また、過去のブログの中には「ラインで当り獲り方」的タイトルは見当たりませんでした。
前述、居食い時にラインアタリは有効な解決策となり得ますでしょうか?

宜しくお願い致します。
by 牡丹 (2020-05-08 14:34) 

Shirogisu540

牡丹さん

初めまして。ブログをご覧いただきコメントもいただきありがとうございます。

低水温時の居食い対策として、胴突き仕掛けの優位性は圧倒的なことが多いです。居食いの動かない魚を止め待ちしてかつ微妙、繊細系の触る程度に感じるだけのアタリやモタレを感知するのに適しているのが胴突き仕掛けです。掛けにいく際の弱い食い方への緩衝という点でも優れています。天秤仕掛けで同じように感知していくことと緩衝がないに近い状態で掛けにいくのはかなり難しいことです。

タイム釣りはもちろん釣り方のひとつとして私もやります。その中で①待ち時間、②待つ時のラインテンション「ゼロテンションなのか、マイナステンションなのか、錘が立つ程度のプラス気味テンションなのか」、③聞き幅、④聞く速さ、この4つの要素の組み合わせで状況に合わせていくようにやってみます。マイナステンションの抜きすぎは低水温時の居食い=渋い状況なので経験的にほぼ結果には結び付かないです。

渋ければやはりエサを追いかけないので、③小さい幅で④ゆっくり聞くのが一般的に良いです。通常、投入時にはラインの状態が良い(サミングしてれば海中の余分な糸フケがなく直線性が高い=アタリ感度が良い)ですが、そのライン状態を1投入で止め待ち聞き上げながら釣る場合に保つことがけっこう重要です。聞きあげてアタリがなかったら大きく竿を立ててゆっくり落とし込むとか(上っ面の潮次第では払い出しでもラインの直線性が高いとは限りません。抱え込んでいれば直線性は保たれ難い。)、時には早めの見切りで再投入して直線性の高いライン状態での釣り時間を増やしてみるとか。錘を底に安定させる意識でラインを出しすぎての調整は直線性を失わせてアタリ感度を下げます。さらに誘っても有効な誘いになり難いです。

これで視認率は少し上がると思いますが、小さなアタリでも視認できることが多い状況なら渋いなりにまあまあ活性はあるということでしょう。

釣る魚の数に対してアタリを確実に視認できているかといえば渋くなればなるほど視認率は低いです。ゼロテンションを基点としてラインの送り(抜きすぎないマイナス)から錘が立つ程度のプラスまでの出し入れの誘いの動きの過程での視認、10cm程度の幅で聞きあげたぐらいまで(①~④の組み合わせでもある)の視認はありますが、その時でも同時か先に手感度のほうが優先しています。特に今の極鋭になってからそう感じています。
ある良いパターンで連発するようなら手感度はずっとあるので、逆に竿先凝視で目感度はどうなのか追っていくみたいなこともあります。

居食い時にラインアタリは有効な解決策とはならないです。基本的に魚が動かないので聞きにいく、小さな優しい出し入れで小さなアタリを感知するということなので。それと船釣りの場合は潮と風が相まって、無風の屋内釣り堀のような静止ができないので例え数cmラインが動くとしても船上の竿先からの水面までのラインで視認は至難の業ということも相まっているとは思います。

ラインアタリは活性の高い魚がエサを吸い込んで走るような状態で、しかも水深が15m以内、10mとかもっと浅い場所が基本でしょう。そうであればあえて抜き過ぎに近いマイナステンションでアタリを緩衝させてラインアタリで釣っていきます。春から初夏の小柴沖で良い思いしたことが何度もあります。

こんなところかなぁ。

by Shirogisu540 (2020-05-08 23:36) 

牡丹

ご多忙中にもかかわらず、時を置かずご回答いただき、恐縮しております。
本当にありがとうございました。

小生はこれまで、餌・ルアー問わず、船釣りを色々(魚種)齧ってきましたが、最近になってシロギスの奥深さを知り、釣行が増えていたところです。

少し釣れるようになって突きあたった壁が、居食いで目感度のアタリは出るのか?という疑問でした。

ご教示いただいた内容に対する所感としては、小生よりも Shirogisu540 さんが繊細(デリケート)な動作からアタリを作り出されていることを再認識した次第です。

確かに小生も①待ち時間、②ラインテンション、③聞き幅、④聞き速さ、全て意識しているつもりですが、目感度(アタリの視認率)が低くなると、①~④動作のひとつひとつが雑になっていることが否めません。

外出自粛要請が解除され、居食いが残っている時期に釣行が再開できれば、①~④を実釣で見直してみたいと思います。

片や、極鋭の手感度が目感度並みか、それ以上という点には驚きです。
小生は前述のとおり目感度を優先してカーボンソリッド穂先8:2ロッドを使用しておりますが、手感度もそこそこ響く材質です。

しかしながら、テンション時10cmの聞き幅で手感度(アタリ)が感じられているかといえば微妙です。
釣友が極鋭キスHを保有しているので、機会があれば使い比べてみようと思います。

最後になりますが、出船が再開され、東京湾でお見掛けすることがあれば、ご挨拶させていただきます。
それまでの間、感染防止に十分ご留意いただき、ご自愛専一にお過ごしください。
by 牡丹 (2020-05-09 13:48) 

Shirogisu540

落ちギスで渋さが増すほどこれでもアタリ(手感度のみで超微妙な重みの変化程度)なんだというアタリは、針掛かかりに結びついて釣れないと経験値になっていかいない部分かもしれません。それに対応していく繊細で丁寧な操作が必要ということですね。

これが繊細系の超弱い系のシロギス釣りだとすると、トップシーズンはかなりラフな釣りでもラインアタリでも魚の活性で補われてけっこう簡単に釣れるところが、一般に言われるような(トップシーズンしか経験していないとか)シロギス釣りがいつでも?易しい釣りと勘違いさせる落とし穴です。

トップシーズンの高活性ならこの速さこの誘いでもついてこれるのかぐらいにガンガン攻めて追わせるような強い系のシロギス釣りが楽しめます。そこまでMAXに強い釣りをやるとまたその中で繊細な部分が見えます。

1年を通しての活性MAXでの強い釣りと激渋系での繊細系の釣りの幅が広すぎるから(落差ありすぎ)、私はそれを楽しんでいけるので抜け出せないのでしょう。(笑)
by Shirogisu540 (2020-05-12 21:16) 

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