2020 0315／葛西橋・荒川屋釣船店／シロギス１７３尾

２０２０年３月１５日（日）：葛西橋・荒川屋釣船店
中潮：満潮７：４９→干潮１４：５１、潮色：薄濁り、水温１３.２℃
天候：晴れ、風：北東８～２ｍ
釣座：左トモ、乗船者：６人
釣果：シロギス１３～２３ｃｍ、１７３尾

　直前情報では魚の群れが春モードへの移行でバラけてきたようで、各船が木更津沖、富津沖、中ノ瀬周辺と探索しながらのようでした。１日じっくりやれれば１本竿向きの食いで１束攻防戦ぐらいの想定でしたが・・・。

　７：１０に木更津沖の２月までメインで船団ができていたような場所で開始しました。１本竿で胴突き２本針で始めました。朝のうちは上潮止まりの時間帯で風がややあって海上はややボチャボチャしていました。ということもあり投げすぎずに振り込むぐらいの投入で船下までの丁寧な釣りを意識しました。間もなく聞き上げ始めにモタレを感知して１尾釣れました。船は風で下がる程度で潮はないようで魚の活性は低いので止めと小さな聞きで居食いのモタレや「クッ」を感知するために集中しての拾い釣りでした。

　２流し目は少し場所を下げましたが、ややアタリは増えたもののいまいちペースに乗りきれないのでポツリ、ポツリ程度でした。右トモの方は私より良いペースで連発もありながら釣っていたので釣り方を参考にしながら試行錯誤していました。船下の最短距離で釣るのが最もアタリ感知はしやすいはずなのですが、結論的には船下直下方向のゼロテンションからプラステンションをかけて錘を小さく持ち上げつつ聞くとアタリになってこない傾向で（もちろん大きく聞くとか速い聞きへのリアクションの反応はなし）、振り込み程度でも着底時にライン角度が少しある状態のゼロテンションからプラステンションを微妙にかけて錘が立つか、５ｃｍ程度に底をずらすようなイメージの微妙な聞き誘いをすると弱いアタリがでる傾向なのでした。このぐらいの微妙さは個人の感覚的なものが左右するので、いわゆる今日は手が合う合わないによって連発か途切れながらみたいな釣れ方になってしまいます。８：３０ぐらいで２０尾を超えたぐらいでした。そんな感じの食いなので青イソメは頭をカットして柔らかい部分を使うのがベターでした。

　３流し目はまた少し場所を下げて流し始めました。風もおさまり凪て、下潮もトロッと流れ始めたようで魚影的にここが本日のビンゴポイントでした。明らかにアタリの数が多いしアタリの出も速いのでした。極端に言えば何もしなくても止めていればモタレかアタリがでて掛けられる。アタリが感知できなくてもエサを吸い込んだ保持時間があるので聞くだけで掛けられる。船下だけで断続的にプチ連発がバタバタとありました。３０分ほどで２０尾ほどはあっという間に釣れた感じでした。思いがけずかなり良い食いになってきて、この食いって前回はなかったし経験的にはアタリの数からしてやりようによっては２束がらみがありうるような状況でした。まあ続くかは別問題なのですが。（笑）

　チャンスはゲットしなきゃ＆前回の物足りなさがよぎってか、しからばと９：００から２本竿を入れて狙ってみることにしました。２本竿胴突き２本針でチョイ投げから船下までを高速でさばきまくると、良いところではなんだこの高活性はぐらいに置竿の竿先を叩いて掛かる魚もいたり、船下の１本の速攻入れ替えだけで着底即～５秒以内で掛けていくプチ連発（３～５連発）が断続的にあったり、チョイ投げの掛け置きローテーションでダブルがたまにあったり（ほとんど単発重視ではありましたが）、臨機応変にさばいて時速４０尾アップのハイペースとなりました。２流し目までは中型が主体でしたが、３流し目以降は２０ｃｍ前後の良型主体に２３ｃｍまでがポロポロと混じりました。

　その後はこの筋周辺を最後まで潮回りしての釣りでした。一番良い時間帯ほどの食いはないもののペース的には時速３０尾アップをキープしていけました。終盤は船下主体では間が空くためやや投げて魚を探したほうが良い時間帯もありでしたが、単発速攻主体で１３：００終了まで押し切った結果、１７３尾まで持っていけました。食いの良い時間帯は青イソの頭をカットせずに試してみましたが掛かる率は下がって、やはり柔らかい部分を吸い込ませてしまってアタリにつなげることが重要でした。この時期と今日の全船の釣果では快釣すぎかな？良い釣りとなりました。


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